今回はサンゴに必要な波長や光量につていの話題でした。
大部分は波長の見極めについての内容で、個体がすでに発現している素質をどう見抜くかについて記載されています。ここはやはり知識と経験が必要ですね💦 潜在的に持っている素質もあるので、日々の観察を行い調光することも重要ではないかと思います🤔
波長の見極め
波長の見極めを行う際は以下の励起スペクトル(瓦版第1号から抜粋)を頭に入れて、順序立てて見極めていくと良いようです。
これを見ると、475nm付近のブルー光でGFPとYFPとRFPが励起されます。これらは比較的見分けもつきやすいので、まず初めははこれらが存在しているかを確認します。
難しいとされるのはBFPとCFPの見極めです。これは比視感度(詳細は瓦版 第5号に記載)による問題も大きく、認識自体が難しい色合いとなっています。瓦版では①〜③に典型例が示されていますので、これを頭に焼き付けて見極めの練習をすると良さそうです🔥
また、⑤やBublleManさんのサンゴのような一見YFPにも見える色合いですが、これは実はRFPとCFPの混在による色合いで、非常に見極めは難しいです💦 どの場所でどんな波長に反応するかを丁寧に観察し、それらを総合的に判断する目を養わないといけないですね😵
個体が持つ蛍光タンパクの種類を見極める事ができれば、そのサンゴに必要な波長も自ずと把握することが可能となります。