水槽日記 新しいHold Fastを使ってみました🌱

皆様お疲れ様です🌱

raikaです。

今日は題名にも書きましたように、新バージョンのHold Fastについて書いていこうと思います。Hold Fastはアクアリウム用のエポキシ樹脂で、サンゴや岩組の固定の際に使用する接着剤の一種です。私はよく愛用していたのですが、少し前に製品がリニューアルされました。

最近になりフラグ作る機会があり、その際に何度か使ってみましたので紹介しようと思います💡

自分流のHold Fastの使い方については以下にまとめてあるので、接着でお困りの方はこちらも読んでみて下さい⤵️

最近の接着方法

サンゴの接着を始めて間もない頃は、接着作業が意外と難しくて結構なストレスでした🌀 思考錯誤の上、上記の記事にもある接着剤の併用が成功率も高く、しばらくは併用をずっとやっていました。ただ、慣れてくるとわざわざ2種類使わなくても出来るような局面も増えてきます。

その際はエポキシ樹脂は使わずにシアノアクリレート系のみを使用します。シアノアクリレート系は水に触れると接着が加速します。なので、水中でサンゴを接着させたい場所付近でサンゴを軽くぐりぐりと円を描くように軽く擦りつけます。これにより接着剤と水が混ざりあい、接着が加速します。若干固まって来た感じが分かるようになれば、そのタイミングでしっかりと接着箇所にサンゴを押し付けキープします。上手くいけば数分もかからずに接着完了です。ここでのポイントは水中である程度接着剤の硬化を促進させる事と、固まり始めたらしっかりキープして動かないようにする事です。

シアノアクリレート系の接着剤であればこの方法が可能ですが、特に『Ecotech MarineのCoral Glue』はゼリー状で使いやすく、愛用するになりました。

代用で使ったアクアスケープ

ただ、シアノアクリレート単独でスムーズに接着が出来るようになるには、それなりの経験とコツが必要です。しかも、不安定な場所ではそれでも難しい事もあります。加えて、フラグ作りの際に平坦な土台ではやりにくい場合などもあり、こう言った際にはエポキシ樹脂を併用するとやはり便利です。

私が使用していたエポキシ樹脂は『Aquarium SystemsのHold Fast』でした。エポキシ樹脂は2種類の基剤を混ぜることで硬化が始まりますが、Hold Fastは丸太状の構造で、中心部と周辺部とで異なる基剤が分けられており、好きな分だけ切って練ればすぐに使えて便利でした。ただ、こちらの商品は廃盤となってしまいました💦

代わりに購入したのが、アクアスケープです👇

箱の中には2種類の基剤が分けて入っており、適量とって混ぜ合わせて使用します。当初はHold Fastと大差が無いかと思っていましたが、しばらく使ううちに使いにくいと感じるようになりました…。

原因ですが、こちらの樹脂は混ぜわせて硬化する際に濡れると表面が少しヌルヌルとしてきます。このヌメりが併用の際に問題で、シアノアクリレート接着剤がうまく固定できない事が多々ありました。

リニューアルされたHold Fast

仕方なくシアノアクリレート単独で頑張っていましたが、ありがたいことにHold Fastがリニューアルして発売されました✨

ご覧のように、旧Hold Fastをご存知の方にとっては全く違う仕様に変更となったのがお分かりになると思います。箱の中には筒状の容器が入っており、その両端に各々の基剤が入っています。これらを必要な分だけ取って使用します。前回は丸太状でしたので、私の場合はカッターで切って使用していましたが、今回は道具は不要で指で簡単に取れます。

実際に使用してみましたが、樹脂自体も改良されているようです。というのも、明らかに固まる速度が旧バージョンよりも早いように思います。前回は20〜30分くらいかけて徐々に硬化していましたが、今回は練って5分程経過すると急速に硬くなってきます。最初は戸惑いましたが、これはそういうものと理解すれば問題ない変化だと思いました。肝心のヌルヌルの有無ですが、これは旧バージョンと同様にヌルヌルはなく、やはり優秀かなと思います🙆‍♂️

デメリットとして使用終盤になった際に、基剤が少し取りにくそうかなという懸念材料はあるものの、全体に優秀なエポキシ樹脂ではないかと思います。

今回はリニューアルされたHold Fastの使用感について紹介させていただきました。

ではまた👋

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