水槽日記 新入海と教訓

皆様お疲れ様です🌱

raikaです。

最近はヤフーオークションを始めて、サンゴを手に入れる手段が増えたので、ついついサンゴを買ってしまいたくなります💦 そろそろ自制しないとと思っていると、大概は買いたくなる個体が目に留まるのが常のようです…。 

という訳で、また新たにサンゴを購入しました。今回はフォロワーさんから落札させていただいたのと、ショップさんから購入をしました👍 ただ、今回は反省をしないといけない事もありましたので、失敗の備忘録も兼ねて記事に残しておこう思います。

raika

まずはショップさんからの個体紹介からしていこうと思います🌱

リュウモンサンゴ Genus Pachyseris : Golden Marindo

今回はREEF-TRIGGERさんからの購入になります。二つ購入をしており、まず一つ目がこちらのリュウモンサンゴです。

群体は薄い葉状を形成し、同心円状に谷と峰が繰り返すような特徴的な育ち方をします。コモンサンゴに似た形状ですが、どちらかと言うとシコロサンゴなどと近縁になります。リュウモンサンゴにはいくつか種類があるようですが、その種類によって群体の形成の仕方にも変化があります。この個体がどのような群体を作っていくかは今後の楽しみとして飼育していこうと思います😊

色合いですが、朱色〜オレンジ色のグラデーションが綺麗な骨格に、星のような黄色の点状模様が散らばっています。小さいですが、この黄色い部分がポリプなのでしょうか🤔 撮影してみると、一部水色っぽく変色しているところが数箇所あり、これはもしかすると損傷かも知れないので、要経過観察かなと思っています。

自然界では10メートル以深に生息していることが多く、数百メートルに及ぶ群体も存在するそうです。ダイビングで見れたら圧巻でしょうね😲

飼育方法

以下はREEF-TRIGGERさんからの参考環境です。いわゆるLPS環境に近い印象です。

水流

中程度の水流が推奨です。

光量

中程度が推奨との事で、おおよそはPAR200程度といった所かなと思います。

水質

SPSほどの清澄な環境管理は必要なさそうです。

『KODAMA』 ミドリイシ亜種 Acropora sp. : CDU

二つ目のサンゴは『KODAMA』の俗称で呼ばれている深場系サンゴです。

名前の由来はジブリ作品『もののけ姫』で登場した『木霊』です。とても可愛らしく、ジブリを代表するマスコット的なキャラクターなので、ご存知の方も多いかと思います🌱

『KODAMA』と呼ばれるのはその木霊に似ているからですね。僕にはうまく似せて撮影することはできませんでしたが、マットな質感の緑の骨格に、ぽつんぽつんと点在する淡いブルーのポリプは、木霊の色合いにそっくりです。

『KODAMA』は非常にレア度の高いサンゴで、市場に出てもすぐに売れるか、高額過ぎて買えない事が多いです💦 その為、私も以前から欲しくても買えませんでした。しかし、今回はREEF-TRIGGERさんがフラグ化することで値段を抑えて販売をされ、それをフォロワーさんのリツイートで知る事ができたので購入する事ができました✨ 期待通り、非常に神秘的な雰囲気を持つサンゴで、我が家の守り神として大切に飼育していこうと思います☺️

飼育方法

以下はREEF-TRIGGERさんからの参考環境です。深場系SPS環境と考えて良さそうです。我が家の場合はLPSゾーンの少し上段において様子見を開始しています。

水流

中程度の水流が推奨です。

光量

中程度が推奨です。『KODAMA』を飼育されている他の方にお聞きしたら、PAR100程度との事でしたので、おおよそPAR100〜200程度といった所で当ててみようと思います。

水質

SPSですので、栄養塩は低め、3大成分はしっかりと推奨値をkeepが望ましいです。

 

raika

次はフォロワーさんから落札させていただいたサンゴの紹介です。

『Elkhorn』 Acropora Palmata ?

落札させていただいたのがこちらの『Elkhorn』と呼ばれるオーストラリア産のミドリイシの一種です。『Elk』とはヘラジカの事で、『horn』は角です。調べると、Elkhorn coralの俗称で呼ばれるAcropora Palmataと呼ばれるミドリイシがヒットしました。群体がまさにヘラジカの角のような特徴的な形態になっており、この『Elkhorn』はその子株なのでしょうか?🤔

我が家の環境では、淡い緑の骨格に、エッジとポリプは黄緑色に発色しているのが確認できます。とても小さいフラグですが、実は元はもっとしっかりしたフラグでした…。元の姿がこちら👇

実は入海の翌日にご覧のように半分以上が一気に白骨化してしまいました😢 短期間にこれほど進行しているので、以下の原因で変化に耐えられずに一気に組織壊死を起こしたものと思われます(RTN)。

  • お互いが遠方で午後便になった
  • 受け取り後、所用のために袋のままサンプに入れて温度合わせのみ行い、入海は夕方になった
  • ちょうど季節の変わり目に当たってしまい、急激な冷え込みがあった

気温変化に配慮して、少しでも早く入海をしてあげればここまでの事は起こらなかったかもしれません…。こういう経験がこれまで無かったので、完全に油断をしていました😖

せっかくフォロワーさんから送っていただいたのに、本当に申し訳なかったです。ただ、これも大事な教訓として今後に活かしたいです。

ただ、現状はまだ全滅した訳ではありませんので、残した小さな集落をなんとか回復してあげられるように頑張りたいです💪

ツツウミヅタ Clavularia inflata

実は、落札したのは一つだけでしたが、なんとオマケを2つもつけてくれていました!そのうちの一つがツツウミヅタです。

ご覧の通りちゃんと開いていません…。実はツツウミヅタは過去に購入した事があるのですが、最初だけ開いたものの、日に日に溶けて無くなった苦い経験があります。今回も開きが悪いので、私の水槽環境の何かがツツウミヅタにとって好ましくないのかも知れません💦

色合いは、ポリプの中心は黄緑で、綺麗なオレンジのラインが入っています。開けば羽毛状のポリプが揺らいでもっと美しくなると思うので、なんとかこの個体の好む環境を作ってあげたいと思います。

飼育方法

ソフトコーラルの一種なので、一般的にはそこまで難しい環境は求められません。

水流

形態的に根元にゴミが溜まりやすいので、それらが流れていく程度には水流が必要です。

光量

ソフトコーラルとしては強めの光量を好むようです。我が家ではPAR200程度といった所で当ててみようと思います。

水質

ソフトコーラルなので、栄養塩や3大成分はの厳密な管理は要求されません。むしろ栄養塩は少し高いくらいの方が良いという意見も聞いた事があります。

エダコモンサンゴ Motipora Digitata

もう一つのおまけがこちらのエダコモンサンゴです。

この個体は入海して間もなくから、小さな青紫のポリプがびっしり開いています。エダコモンはうちの個体も非常に強く、見ていて安心感があります。うちにはない色合いでしたので、頑張って大きな群体に育てていきたいと思います。

飼育方法

基本はSPS環境ですが、強いサンゴなのでミドリイシほどの厳密な管理は求められません。

水流

中程度〜やや強め程度の水流が推奨されています。

光量

SPSの中でも比較的光は弱くても大丈夫な事が多いです。おおよそはPAR250前後の光量で管理されている事が多い印象です。

水質

基本的には清澄な水質を好みますが、多少の栄養塩は問題ないと考えれらます。

 

今回はREEF-TRIGGERさんとフォロワーさんから購入したサンゴをご紹介しました。今回は輸送における温度管理や入海までの時間がいかに大切かを知る良い教訓になったと思います。生体を輸送すれば多少なりのリスクが必ずあって、受け取る側もそれをしっかり認識し、生体を守る為に最善を尽くす事を忘れてはいけないと再認識しました😖

ではまた👋

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