皆様お疲れ様です。
raikaです。
新たなサンゴをお迎えしたり、添加剤追加したりなど変化が多かった4月〜5月。こう言う時は嬉しい反面、何か起きないかいつも以上に観察するようにしています。そして嫌な予感が的中しました😓
少し分かりにくいかも知れませんが、ハナガササンゴに何やら黒っぽい線状の藻が絡みついているのが見えますでしょうか?見慣れないとただの藻に見えますが、これがダイノスです。この子が一番たくさん付いていますが、他にも弱っている子やエダコモンの先端などに付着しています。サンゴ以外ではメインの水流ポンプに目立っています。
↑予約している間に色素が落ちてしまったために譲っていただいたcoconuts ice 黒い藻がところどろ付着しています。
↑エダコモンは元気ですが、先端のポリプがなくて色素の薄い成長点付近を狙って付着しています。画像背景にある、赤ポリプのエダコモンにも少ないながら同様の付着の仕方が観察できました。
ダイノスには付着しやすい場所があるのか?
調子の良い子たちには今のところ付着はなく、こういった付着の仕方をみると、骨格表面の「色素の乗り」が濃いものやポリプが元気な個体にはダイノスも付着しづらいのではないかと想起させられます。生物以外の付着部としては、今回はデスロックには付着がはっきりせず、水面に近いメイン水流ポンプの本体やコードには付着しています。ポンプは先日洗ったばかりでした。その現状から考えるに、洗ったが故にダイノスの天敵がいなくなって付着しやすくなった可能性もあります。逆にデスロックは洗えないので、表面は何かしらの微細な生命体がたくさんいると考えれば、付着していないのも納得ができます。あくまで考察ですが…。
今回のダイノス出現の原因は?
原因としては、これと断定できるものはありません。ただ、最近の変化としてはライトの変更や添加剤、サンゴフードの追加や量変更など、多くの事を急ぎすぎました…。サンゴに良さそうなことは早く導入してあげたい欲望に負けてしまい、結果的に何が悪かったか断定できず😓 この難局を乗り切ったら、今後の教訓にしたいと思います💦
ちなみにマクロの見た目だけでダイノスと断定はできないので、前回の対策で入手した顕微鏡にてまずは敵の確認を行いました。結果はやはり…
独特の木の葉が舞うような米粒たち。ダイノスで間違いなさそうです。実はこれを懸念して、数日前に動物性プランクトンパックは投入していました。それのおかげでブルームしていないのか、短に今回は効果が乏しかったのか🤔 以前のように、動物性プランクトンをダイノスの群れの中に発見することはできず、底砂の中などに少しいる程度なので、ダイノスに対して動物性プランクトンが足りないのかも知れません。
行った対策と今後の計画
なんにせよ、早速すぐに出来る以下の対策を行いました💦
- 点灯時間短縮及び光量減量
- 水流ポンプの出力ダウン
- 水温1度アップ
- 見えるもので飛ばさず吸えそうなものは吸い出し
- 添加剤は一旦中止
あとはシュリンプさんの入荷を待って、うまく買えたらもう一パック追加をしてみようと思います。それから、こまめなフィルターソックスのお掃除もやる予定です。
詳細なダイノスの対策については以下の記事でまとめています。
せっかくサンゴを各種お迎えして、これからといったところで完全に出鼻を挫かれてしまいました…。ただ、起きてしまったことは仕方がないので、できうる限りの対策を講じてなんとか抑え込みたいと思います。
ではまた。