水槽日記 ウニを入れてみた

皆様お疲れ様です🌱

raikaです。

しつこいくらい最近は苔の話題が多いのですが、性懲りも無くまた苔対策を追加しました😅

今回追加した生体は、表題にもあるように『ウニ』です。

マリンアクアリウムを始めた頃には、まさか自分がウニを飼育することなど想像もしていませんでしたが、どうやらウニも苔対策に一役買ってくれるとの情報を得て、この期にお迎えしました。

コシダカウニ Mespilia globulus

今回お迎えしたウニは『コシダカウニ』と呼ばれる種類です。マリンアクアリウムでは比較的流通量の多い種のようです。

大きさは直径3〜4 cm程度と小型で、横から見て殻の背が高く、球形に近い形をしています。人で言う「腰」の位置が高い様に見えるのが名前の由来だとか…。棘は細く短いとげが密集しており、棘のある部分とない部分が交互に並んでいます。実際観察してみると、なかなか見た目も可愛らしく鑑賞性もあるかなと思います。

ウニについて

普段は高級食材としてのイメージが強いウニですが、飼育するにあたってざっとWeb上で概要を調べてみました👀 なかなか面白い生態なので簡単にまとめておきます。

分類ですが、棘皮動物に属しており、ヒトデやナマコ、ウミユリなどと同門です。ウニと言えばトゲが印象的ですが、管足と呼ばれる触手のようなもので移動するのが特徴的な種族です。

食性は今回苔対策としてお迎えしたように、多くが藻類を主体としています。口は底面側の中央にあり、そこには『アリストテレスのランタン』とも呼ばれる強靭な歯が並んでいます。哲学者アリストテレスが、その著書でウニの歯がランタンに似ていると記載した事が由来だそうです😲

鋭く強靭な歯は、石灰藻ですら削り取る事が可能です。この為、石灰藻は食べられたくないという方には要注意なお掃除生体と言えます。ちなみに肛門は固体のてっぺん中心部分に位置しています。

移動はゆっくりですが、パワーがあります。時に『レイアウトクラッシャー』などと呼ばれる事もあり、置いてるだけや緩い固定であれば、サンゴやレイアウトを崩される事があります。この為、ウニを入れる場合はきっちりと固定された水槽が基本になるかと思います。

お迎えしてみて

今回は5匹購入しましたが、1匹は到着時点でトゲがほとんど脱落していました(写真1番手前の個体)。

水槽に入れてみましたが、動く事はなく、数日後に中身が空っぽになってるのを確認出来ました😞 妻曰く、ヤドカリ達が群がってたらしいので、美味しくいただかれたようです💦 仕事の都合で受け取りが午後になった事も原因になってたのかも知れません。残り4匹は特に問題なく元気に活動してくれています💪 大きさはおよそ3~4cm程度で、思ってる以上に小ぶりでした。子供らはサンゴ以上に入海を喜んでくれて、「ウニだ〜」とはしゃいでくれてました笑

さて、肝心の働きぶりですが…今のところはあまり苔に変化はなさそうです😅 

動きがかなりゆっくりで、目に見えて苔が減っていく感じはなくスピード感はあまりなさそうです。その辺は、シラヒゲウニの方が優秀なのかも知れません。ただ通過したと思しきところはかなり綺麗になっているので、パワーはやはり強そうです。水槽容積に対して数が少ないのもあるかと思いますが、ヤドカリよりは目立つので、取り敢えずはもう少し様子を見ていこうと思います👀

コケ取り部隊としては今のところヤドカリが万能で優秀かなと思われるので、また増員をしようかと考えています🤔

今回はこの辺りで…

ではまた👋

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