水槽日記 2022年の振り返り🌱

皆様お疲れ様です🌱

raikaです。

今年もいよいよあとわずかとなりましたね☃️

皆様はどんな1年を過ごされましたか?

私はというと、仕事関係では結局コロナが今年もずっと続き、もうそれが完全に日常診療に溶け込んで、苦になることも少なくなったように思います。救急現場はコロナ前より明らかに忙しくなり、通常診療では進行癌の方が増えたように思います。これはコロナ禍当初に検診が激減したせいもあるかも知れません。今後どうなるかは分かりませんが、自分ができる診療を続けていこうと思います。

プライベートでは、今年はアウトドアを本格的に始めました。キャンプ用品を集め、何度かファミリーキャンプに挑戦しました🏕 ギアの選別やキャンプでのスキルなど、学びも多く、今後も続けていきたいなと思います。

最後にアクアライフですが、今年は昨年末に新水槽への引っ越しがあり、その後はなんだかんだで半年以上は不調に対して必死に対策をしていたように思います😅 自分の飼育力の低さを日々痛感しますが、来年は少しでも落ち着いて生体が元気な時間を長く保てるように頑張りたいと思います🔥

raika
raika

今回は今年最後の記事ということで、この1年の我が家の水槽の振り返りをしようと思います🌱

1月〜3月

我が家の水槽は昨年の12月に引越しをしました🚛

Reefer250からReefer425XLに拡大したのですが、引越し後は残念ながら大きく調子を崩してしまいました😓

前水槽を残しつつゆっくり着実に進められれば良かったのですが、中々理想通りにはいかないものです💦 元々、前水槽も調子が良かったわけではなかった上に、微生物を含む生体、海水のバランスを大きく崩したのが原因ではないかと思います。

1月初旬の全景です👇

コーラルレンズを付けた携帯で撮影しています。LPSの発色はそこそこですが、ポリプの開きはイマイチといったところです💦 SPSに至っては蛍光蛋白の大半をどこかに置き忘れたかのような有様です😓

引越しを行った12月だけで状態を改善させる事など到底出来ず、色んな対策を取りました💦

行った対策は以下の通りです👇

これらの対策を行うことにより少しづつ改善を得ましたが、結局2月の後半くらいまでは不調が続きました😑

その間に、多くのサンゴを失い非常に辛かったです。

3月になり、やっと水槽は落ち着き始めました。

そこで、以前から気になっていたコーレタン・ホワイトテールをお迎えしました

インスタでこの魚を見つけてから、とても気に入ってお迎えしたので、我が家の水槽で私が一番気に入っているお魚さんです😊 後に白点病騒動の中心になりますが、今でも元気に泳いでくれています✌️

また、サンゴもいくつかお迎えし、引越ししてやっと水槽を見て落ち着けるようになってきました。

4月〜6月

この時期は水槽がしばらく安定期に入りました。また、父の日や私の誕生日など、妻からたくさんの贈り物🪸をお迎えする事ができたので、だいぶ水槽が華やかになってくれました☺️

この頃に導入したサンゴの多くは順調に成長し、今でも水槽を彩ってくれています🪸

5月後半の全景です👇

いかがでしょう?

1月に比べるとサンゴの種類も増えてきていますし、不調を乗り越えてくれたSPS達の蛍光蛋白が回復してくれたように見えます。だいぶ華やかになっってくれました😆

やっと人に見せれるようになったので、自分史上初めてスイハイをしてもらう事も叶いました😊 同じアクアリストに見てもらいお褒めの言葉をもらえるのは嬉しいものですね✨

raika
raika

もしこんな水槽でも見てみたい方がいらっしゃれば、遠慮なく見に来てくださいね!

7月〜9月

この時期はやはりクマノミの稚魚飼育にチャレンジしたことが印象深いです。6月後半に産卵しているのを確認し、そこから稚魚飼育を行うべく準備を行いました💨

メダカの稚魚飼育すらした事がない私ですが、ネットやショップの情報を調べながらのチャレンジとなりました💦

当たり前ですが、稚魚飼育はともても難しかったです😓

最初のチャレンジでは掬った稚魚を1週間ほどで全滅させてしまいました。それでももう一度チャレンジした結果、数は少ないですがなんとか今もその子たちが成長してくれています。

なかなか大変でしたが、自分の水槽で生まれた命が順調に育っていくのを観察できて、とても良い経験になったと思います😌

10月〜12月

クマノミの稚魚に癒される日々でしたが、稚魚飼育を通して魚の餌の重要性を知ることになります。

適当に与えていた乾燥エサ一辺倒ではダメだと考え、いろんな生エサを導入しました。その行為自体は良いことだと思うのですが、問題は一気に与えすぎたこと…

この時期あたりから、水槽に不穏な苔の蔓延が始まります。

最初は気にも留めていなかったのですが、その勢いは着実に増していきました。気づけば水槽内は苔だらけとなり、苔との長い戦いが始まりました🌀

苔掃除部隊として大量のヤドカリを投入したりウニを導入したりしました。掃除生体の増員は良い手立てだったのですが、問題は手作業でもコケを取ったこと。多少は取らないとしょうがない部分はあったのですが、日々掃除するうちに感覚が麻痺して大胆になっていたのだと思います。

ある日、お気に入りのコーレタンに白点が😱

これを見て焦ってしまったのが失敗でした。他にも良策があったと思われますが、メイン水槽ごと薬物による治療を行ったのです。使い方も問題があったと思うのですが、結果、白点は治ることはなく、SPSを中心としてサンゴの調子がガタ落ちに…挙げ句の果てにはダイノスまで出現する始末…

日々色褪せていくサンゴを見るのは本当に辛く絶望的でした😢

ただ、こんな事で心折れてる場合ではありません。生体達はもっと苦しい環境で頑張って生きています。彼らを救うべく、生物相の強化を徹底的に行いました。

結果、ダイノスは影を潜め、調子を落としたサンゴ達も今では随分と回復してくれました。いくつか白骨化させてしまったサンゴや、今も色の戻りが悪いものもありますが、引き続き回復に努めています🔥

ちなみに、コーレタンは結局薬物で治療する事はできませんでした。捕まえようと罠を張ったりもしましたが、なかなか上手くはいかず、最終的にはしっかりと餌を与え、魚自身の体力と免疫力を維持してあげることで、白点病を克服してくれました💪

今では以前と変わらず元気に美しい姿を見せてくれています。病気と対峙するには、個体の体力をしっかりと付けてやることが大事であることを改めて学びました。

最後に12月前半の全景です👇

色々と苦難が続きましたが、今は随分と安定し、水景も良くなってきました😮‍💨

不調ばかりの2022年でしたが、来年は『特に不調はありませんでした✌️生体はこんなに成長しました❗️』と言ったシンプルな記事を書けるようにしたいものです😅

『海を創る外科』はこの12月で1年9ヶ月を経過しました。不定期に綴っているこの水槽日記ですが、ここまで続けてこられたのは何よりも読者の皆様のお陰です。今後も『誰かの役に立つ』、『アクアリウムの美しさを伝える』を目標に皆様が楽しめる記事を書いていこうと思いますので、来年も引き続き宜しくお願い申し上げます🙇

ではでは皆様、今年一年本当にありがとうございました。来年も皆様にとって良い年となる事をお祈りします。

では、良いお年をお迎えください👋

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