皆様お疲れ様です🌱
raikaです。
今日は少し前に導入したコシダカウニ達についての経過報告です。
頑固な苔の対策にお迎えしたコシダカウニでしたが、導入初期は以下の記事の通りそこまでの変化は見て取れませんでした。
最初は動いてるのか?と思うほどでしたが、数日すると苔や砂利などが体に付着し始めたので、どうやらゆっくりと活動はしてるようです👀
ウニの掃除能力をネットで調べてみると、いくつかの問題点を抱えつつも、かなり優秀とあります。今日はその辺を私の実体験をふまえつつ考察&報告していこうと思います。
活動範囲
まずはその活動範囲です。苔取り生体は各種居ますが、生体によって得意とするフィールドがあります。
コシダカウニに関しては、見ている限り、得意な場所は明らかに岩場で、底砂の上は苦手な様子です。底砂を介さないと行けない場所には移動する事があまり出来なさそうで、この習性を利用してコシダカウニの分布をある程度はコントロール出来るのではと思います🤔
例えば、苔の多い岩組に多めに乗せておけば、しばらくはそこに居座ってコツコツと掃除を続けてくれます🧹 これは掃除して欲しい所からすぐに移動してしまうヤドカリや貝と違って、想定外に良かった面です。
ただし、底砂を介さずに水槽壁面や他の岩組に移動出来る配置であれば、当然コントロールはしにくいです⚠️
掃除する場所は上記の性格から岩組(場合によっては水槽壁面)が主体です。
レイアウトやサンゴへの影響
心配していたレイアウトへの影響ですが、今のところ悪さをする様子はありません。きっちりと接着剤で配置しておけばレイアウトを崩される事は無さそうです🙆♂️
ただし、体が貝よりは大きく(我が家の個体で4~6cm)、岩場をメインに移動するので、岩場に接着せずにサンゴを配置すれば岩の上からサンゴを蹴落とされるのは目に見えてますね😅
また、サンゴへの食害を記載するブログも見た事がありますが、我が家では今のところ食害は無さそうです。以前の記事でもお伝えしましたが、ウニの口は他の掃除部隊とは比べ物にならない破壊力があります。コレでサンゴをかじられたら…と心配してましたが、どうやらサンゴの事は避けてくれてるようです😮💨
お掃除能力
さてここからは肝心のお掃除能力です。
スピード感に欠けるのは前回お伝えした通りですが、そのパワーは控えめに言って
『凄まじい』です🤩
ご自慢の強靭な口で岩ごと削り取る勢いで取り付いた場所は根こそぎ苔を食べてくれます。岩まで食べてるような感じなので、食べれる苔も多種多様だと思います。少なくとも我が家で生えて居た背の高いとろろ藻や茶苔は食べますし、硬いシオグサなども食べるそうです。
その働きぶりは草むしりに例えると、
- 貝や人間のハブラシ攻撃⇒根っこは残して葉っぱだけ取る
- ヤドカリ⇒根っこもある程度引っこ抜いてくれる
- ウニ⇒もはやブルドーザー、土まで削り取る勢い💦
文字通り『根こそぎ削り取る』コシダカウニですが、弱点はそのスピードです。ただ、この根こそぎ削り取る行為がそのスピードも補完してくれているようです。コシダカウニが掃除した場所は藻類が新たに生えるのに時間がかかり、結果的に藻類の繁殖スピードをコシダカウニの掃除能力が上回ってくれます⤴️
我が家の場合、水量約400L(幅120cm)に対して4匹入ってますが、それでゆっくりと苔は減ってくれてます。
注意点
しっかりと接着していれば大丈夫ですが、レイアウトを崩されるリスクは他のお掃除生体に比べて高いと思われます。
また、強靭な口は苔だけでなく岩すら削り取るパワーがあります。石灰藻も容易に削り取ってしまうので、石灰藻を大事にされてる方にはおすすめ出来ません💦 また、アクリル水槽の場合は、アクリル面をかじられると傷が付く可能性が高かったり、機材や機材のコード類を傷付けて故障させるリスクもあり要注意項目です⚠️
今回はコシダカウニの苔取り性能を報告しました。癖はありますが、非常に優秀な生体であり、我が家では導入して良かったと感じました👍 頑固な苔にお悩みの方には検討されても良いのかと思います⤴️
ではまた👋