皆様お疲れ様です🌱
raikaです。
今日は我が家で飼育しているあるミドリイシにこの度『俗称』が与えられたので紹介しようと思います😊
サンゴの『俗称』
サンゴには沢山の魅力がありますが、中でもその色合いは非常に美しく多彩です。同じ種類のサンゴでも色や柄のバリエーションが豊富にあり、1つのサンゴに特化して集めるコレクターさんもいらっしゃるくらいです。
そんな背景もあり、特に美しい特定のパターンの色彩を持つサンゴには俗称が付いている事があります。例えばミドリイシでは『Pikacyu』(写真左)や『Strawberry Shortcake』(写真右)等が有名で、こういった俗称を持つサンゴには、一定の付加価値も暗黙の了解としてアクアリストに認められているように思います。
俗称を持つサンゴはコレクター魂をくすぐりますし、単にサンゴを選ぶ場合にも、その色彩をイメージしやすいという利便性もあります。
君の名は…
今回ご紹介させていただくのは、私のブログではお馴染みのAQUASTAGE518さんから購入したサンゴです🪸
初めは、AQUASTAGE518さんのインスタでこのミドリイシが紹介されているのを見ました。見た瞬間にこれはお迎えするしかないと感じ、その後に同じマザーのフラグをお迎えする事が出来ました。私がお迎えした個体はAQUASTAGE518の店長である青木さんに『傑作』と言わしめた特に美しい個体で、お迎え当時は非常に緊張感を持って飼育していました💦
お迎えした時の姿がこちらです👇
左上は我が家の白照明よりで撮影したもので、残りはショップの照明下になります。
一際目を引くのがその骨格の色彩だと思います。パープルとグリーンが不規則に分布しており、このミドリイシを初めて見た時はGrafted、つまり2つの個体を接触成長させて色混ざりが成功した個体、だと思いました。買った後もそう思っていましたが、実はこの個体はGraftedではないそうです😳
青木さんから入荷当時のお写真をお借りできたので紹介します👇
CDUの個体として入荷されたものですが、骨格もポリプもマットな赤紫一色のミドリイシです。ただ、入荷後に調子を落としてしまったらしく、一時的に灰色まで色落ちしたそうです。その後、青木さんが丁寧に飼育しリカバリーさせたところ、ご覧のような色合いとして生まれ変わったそうです😳 一度大きなダメージを受け、そこからリカバリー出来たことで、まるでGraftedのような色の不均一化が出現したのかも知れません🤔
配置場所は色々と悩みましたが、水流はかなりしっかり当たり、光は主にスペクトラの光をPAR350程度で当てられる位置に配置しました。幸い、その場所を気に入ってくれたようで、その後に調子を崩す事もなく、ポリプも徐々にしっかり出してくれるようになってきました✌️
ご覧のように、このポリプもまた美しく、基本は中心がグリーンで触手部分がパープルのツートンカラーなのですが、骨格の色に応じてその分布がこれまた不均一となり独特の柄が生まれています👀
全体の様子ですが、とにかくポリプはよく出てくれてます。色は購入当時に比べると若干薄くなった印象ですが、よく言えば垢抜けた感じになりました。成長も徐々にしているようです👇
我が家も色々なミドリイシを飼育していますが、飼育個体でこの個体が個人的には最も美しいと感じます。
そんな今回のミドリイシですが、ここまでの美しかさがあるならば、俗称があったらいいなと思っていました🤭 そこで、ちょうど青木さんが同じミドリイシをインスタにポストされていたので、「是非名付けて下さい🔥」と提案してみました⤴️
するとしばらくしてから青木さんから連絡があり、「名前が決まりました」と😆
気になる俗称は…
『Acropora SHO TIME』
この言葉、野球がお好きな方には馴染みのある言葉ではないでしょうか？ あの有名な『大谷翔平』選手の愛称である『SHO TIME』を引用されたそうです。
その理由は、骨格とポリプの両方が美しいことから、二刀流ミドリイシという意味を込めて💡
あと、隠れた意味として仕入れ元であるエレファントの二瓶さんのお名前も隠れてるそうです🤭
大谷選手のように輝き、さらにこれからの成長にも期待出来るミドリイシなので、とても良いネーミングではないかなと思います😊
沢山はないですが、AQUASTAGEさんからまた販売もあると思いますので、気になる方はチェックしてみて下さいね🔥
今回はお気に入りのミドリイシに名前が付いたので紹介させていただきました✍️
こういった日本初の綺麗な個体が、数多の有名な『俗称』付きサンゴと肩を並べてくれたら嬉しいなと思います。
ではまた👋
