水槽日記 我が家のサンゴの餌について 種類や給餌方法など

お疲れ様です。

raikaです。

今回は我が家のサンゴ達の「」について記事にしていきたいと思います。

アクアリウムを始めた頃は、そもそもサンゴとはどういった生き物かもよく分かっていなかったので、

raika

サンゴに餌?食べるの?口があるの?

と疑問だらけでした。皆さんも最初は驚かれたのではないでしょうか?

今になればサンゴへの給餌は必須と言ってもいい飼育要素と認識していますが、確立された給餌方法というものは見た事がなく、皆さん試行錯誤をしながら給餌されていることと思います🤔

そこで、今回は我が家のサンゴの給餌についてご紹介しようと思います!

どんなサンゴに給餌が必要か

私がアクアリウムを最初に始めたのは10年前ですが、この頃からサンゴの餌はありました。当時は海水魚とソフトコーラルをメインで飼育していましたので、サンゴへの給餌は私自身はやっていませんでした。主に陰日性サンゴやLPSへの給餌が主体であったように記憶しています。

それが、今では餌の種類がかなり豊富になり、SPSなど当時は給餌があまりされていなかったサンゴに対しての餌も増えています。つまり、今はサンゴフードはサンゴの種類を問わず必要な要素となっているのです。

サンゴの餌ってどんなもの?

サンゴは自然界では何を栄養に生きているのでしょうか?有名なものは皆様もご存知の褐虫藻ですね。これはサンゴと共生し、光合成で得られたエネルギーをサンゴに分け与えています。ただし、これは主に日中の話で、夜になるとポリプを開き水中に浮遊する動物性プランクトンを捕食します。ただ、水槽という閉鎖された環境では、海のような動物性プランクトンが豊富な環境を再現することはなかなか難しいです💦 それを補助するのが餌の役割です。

動物性プランクトン

動物性プランクトンそのものを入れる場合もありますが、コスト的な問題が大きく、動物性プランクトンを原料とした製品がいくつか販売されています。

植物性プランクトン

最近は植物性プランクトンも餌として販売されています。動物性プランクトンに比べ、水を汚しにくく、吸収率も高いとされています。サンゴの性質上、本当に食べているかは分かりませんが、少なくとも水槽内の動物性プランクトンの増殖には寄与することが考えられます。

 

MEMO

プランクトン以外にもアミノ酸ビタミン脂質など、特定の栄養素を配合した餌も数多く販売されています。

我が家で使用しているサンゴフード

それでは我が家で使用しているサンゴフードをご紹介していきますね。

①リーフロイズ

非常に細かな粉末状の餌で、飼育水などに溶かしてから使用します。小さな粉状の餌なので、ポリプの小さなサンゴにも食べさせやすいです。また、値段の割にかなりの量が入っていますので、コストパフォーマンスが高いです。

②リーフエナジープラスAB+

 言わずと知れたRedseaの栄養剤です。こちらは液体の餌になっています。黄色に着色されていますので、餌がどれくらい与えられているかを視認することが可能です。サンゴの反応も非常によく、こちらを投入すると、みるみるサンゴが食事モードになってくれます。また、マウスの小さなサンゴにも確実に与えることができるのも魅力です。

③LPS Power

こちらは主にLPS用に作られた餌です。そのため、粒のサイズは1〜3㎜程度とやや大きく、LPSでもマウスの大きなサンゴを対象としています。食いつきは問題なく良いです。スコリミア、ハナガタサンゴなどマウスの大きなサンゴでは上記の餌だと十分に給餌するために余分に餌を撒くことになってしまいます。ですので、この粒餌を併用することにより無駄餌を減らし、水質汚染の予防にも繋がります。

④GonioPower

これはハナガササンゴ、アワサンゴなどに特化した粉餌です。粉餌はリーフロイズがあるのですが、この商品も使っています。理由は我が家の水槽にはハナガササンゴやアワサンゴがたくさん入っているから。これらのサンゴは少し前までは長期飼育が難しいと言われたサンゴでした。しかし、近年になり給餌をすればこれらのサンゴも長期飼育が可能と言われるようになってきました。その中で発売された商品です。これらのサンゴはマウスがはっきりと視認しづらいですが、実際に長期飼育できていることからも、効果は出ているのではと考えています。

実際の給餌方法/頻度

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それではこれらの餌をどのように与えているかを説明していきますね!

まず、リーフエナジーAB+を付属のカップに15メml前後まで注ぎます。そこへリーフロイズとGonioPowerをひとつまみずつ加えて混ぜます。これで餌の準備は完了です。

注意

餌の量はタンクのサイズやサンゴの量に応じて各自で調整が必要です⚠️

水槽のメインポンプ(必要ならスキマーも)を停止して、メインタンクが水流ポンプだけで攪拌されている状態にします。この状態で準備した餌を1/3ほどスポイトで吸って添加していきます。これによりメインタンク全体に餌の香りを巡らせて、サンゴを食事モードにすることが狙いです。

次に水流ポンプも全て停止して、流れがなくなったらスポイトを使ってサンゴに直接振りかけていきます。我が家ではスターポリープ以外、SPSも含めて殆どのサンゴ達に給餌を行なっています。

ここまでやると、LPSのうちマウスの大きなものが、画像のように完全に食事モードになってきます。この時点で、LPS Powerをマウスの大きなサンゴに与えます。この時もスポイトを使って給餌するとピンポイントで与えやすいです。

全て終わった後は、しばし食事風景を眺めています。面白いのもあるのですが、うちのキイロハギがLPS Powerを横取りする癖があるので、見張りも兼ねています。

15分程度すると口を完全に閉じますので、ここで機材類の電源を復帰させ終了です。

注意

機材の電源は必ず復帰を忘れずに!自信がない人は、あればタイマー機能なども利用するといいですよ👍

給餌の時間は夜寝る前で、週に1回です。人によって多い少ないと感じることがあると思いますが、サンゴの共肉の状態を見ながら頻度を決めると良いのではないでしょうか。我が家の場合、少ないと痩せてきますし、多いと吐きます💦

ハナガササンゴやアワサンゴについては夜になるとポリプがむしろ引っ込むので、もしかすると、日中の給餌の方が効率が良いのかもしれません🤔

今日は我が家のサンゴの餌についてまとめてみました。

ではまた。

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