水槽日記 新水槽立ち上げ②

皆様お疲れ様です🌱

raikaです。

少し間が空きましたが、前回に引き続き新水槽立ち上げについて書いていこうと思います。

前回の記事はこちら👇

今回は新規に導入したものを含む機材の設置、それから生体の引っ越しの様子です。午前から開始して終わったのは午後22時頃💦 大変な作業でしたが、なんとか1日で終えることが出来ました✨

追加機材

今回のサイズアップではこれらの機材を新規に追加購入しました!

SPECTRA SP-200

まずは照明です。我が家はもともとecotech marine社のRadion G5 blue XR30を2台使用しています。サイズアップになるとこれだけでは光量が足りないため、ライトの追加が必要です。当初は単純に同じものをもう一台追加しようと考えていましたが、ショップからSPECTRAを薦められました。

SPECRAはサンゴの飼育をしている方なら聞いたことがある方も多い有名なLEDだと思います。私もとても気になるLEDとして認識しており、Radionを購入した際にも選択肢にありました。

今回薦められて購入することにした理由は、サンゴに優しいをコンセプトとした「各水深での太陽光を再現できる調光性」と「独自のリフレクターによる優れた光量分布」です。まずコンセプトが好きですし、特に後者の光量分布にはとても期待しています。

Leviathan

水流ポンプも今回購入しました。それがこちらです👇

ZOOXから販売されているハイパワー水流ポンプです。水流ポンプはもともとRedSeaのReef Waveを使っていました👇

 サイズは45と25があり、45を一台、25を2台で運用していました。横に長い波を作ることが可能で、直線的な波を作るのが得意なポンプだと思います。このため、任意の方向に流れを作ったり、波をぶつけてダウンストリームを作ったりするのは扱いやすいポンプです。今回のサイズアップでは、当初はこの3台運用のままも考えましたが、ミドリイシを飼育するにはパワー不足は否めない状況でした。このため、この機に以前より気になっていたLeviathanを導入しました。

このポンプは非常に強力かつ太い水流を作るのが得意です。そのパワーによりこれ1台で120㎝クラスの水槽でも海のような波を作ることも可能です。当初は2台導入も考えましたが、実際に1台設置しただけでもかなりの波を作ることができ、2台導入すればLPSに対して悪影響が出そうだったので1台にしました。最終的にはLeviathanを1台とReef Wave45を1台設置で落ち着きました。

MQ-500

最後はこちらの機材になります👇

これは水槽に設置する機材ではなく、PARメーターと呼ばれるものです。

PARとは光合成有効放射=Photosynthetically Active Radiation、略してPARの事です。可視光である400nm~700nmの範囲の放射量を表しています。

LED照明の波長は一部の紫外線を除いて400〜700nmの範囲内の波長の組み合わせであり、このPARを測定する事により、実際の照射エネルギーを推し量る事が可能です。特に褐虫藻と共生するサンゴ飼育にとって光の存在は重要で、サンゴの種類によって至適な光の環境が異なります。これを誤るとサンゴは弱ってしまうので、この機材を用いて、各サンゴにとって心地の良い光が注ぐ場所を探したり、LEDの設定をより正確に調整する事が可能となります。我が家の水槽はMixed Reefなので、高価な機材ではありますがそれに見合う効果はあると考え購入しました。

機材の引っ越し

前回の記事では詳細を書いていませんでしたが、今回の立ち上げでは天然海水100%、バクテリア剤、ライブサンドを用いて立ち上げました。このため、立ち上げて1週間で水質は安定しました。実際の引っ越しは日程調整の結果、立ち上げ12日後に行っています。

まずは新機材の設置と既存機材の移動です。水槽上部ですが、今回もライトスタンドはiShadeを120㎝用で新規購入しました。このライトスタンドはかなり気に入っており、今回のサイズアップでもなくてはならないものです。ただ、残念ながらiShadeは現在は生産を終了したようで、ショップでの在庫分くらいしか今は販売がないようです💦

生体引っ越しにはCoral Monsterの店長さんに来て頂き、店長さんに指示を仰ぎながら手分けして作業を進めていきます💨

iShadeは今回は設置前に上部に百均のワイヤーネットを取り付けました。これをつけておけば、LEDの吊り下げ位置の調整も細かくできますし、上に電源アダプターなどを載せることも出来て便利です。

メインポンプ、照明、クーラー、スキマーなどを手早く移設し、各機材の大まかな設定をしていただきます。

生体の引っ越し

ある程度設定したらいよいよ生体の移動です💨

まずはサンゴをどんどん新水槽に移動です。今まで使用していた人工ライブロックはほとんど破棄する予定なので、活着しているサンゴはコーラルカッターや大型ニッパーで外しながら可能な限り手早く移動させます。店長さんはさすが、手慣れたもので、大胆にどんどん作業を進めて下さりました👏

簡単に動かせるものを取り敢えず新水槽に入れた様子です👆

ある程度移したら次はこれらの固定です。大きくは、前の水槽と同様に左1/3はLPS、右2/3はSPSと想定していますが、水流やPARを見ながら配置していきます。ここは非常に大事な作業なので、店長さんに一任し、私はせっせとヤドカリやマガキなどを移しました😅

ある程度作業が進んだ様子です👇

触られたストレスで大量のミューカスが出ています💦

こちらは大方サンゴを移し終えた水槽です👇

左端のフラグは、ガチガチにくっついたハナヤサイサンゴを解体したものや、他のサンゴのかけらをちまちまとフラグ化したものです。人工ライブロックの岩組もかなり解体する事ができました。ただここからが厄介でした…。岩にがっつり活着したコモンサンゴとさらに、その隣にいるハタゴイソギンチャクです💦 特にハタゴイソギンチャクは大変で、なんとかハンドコートで剥がそうと試みるも無理でした…。作業中にハタゴの一部ちぎれてきたので、最終的には周りの岩を出来るだけ砕いた状態でなんとか引越しできました😮‍💨

最後に魚たちを移動させて引っ越しは終わりました!

いかがでしょうか?生体の調子は全く万全ではないですが、やはり生体が入ると一段と迫力が出たと思います😊 こうやって配置すると、岩組の時点で、高さを上げて、その高い部分の面積も広く取るように言われ、その修正を行ってよかったと思います。

ちなみにこれを一人でやってたら、24時間あっても足りなかったと思います😵 店長さんや、子供をずっと見てくれてた嫁様に感謝です🙇‍♂️

なんとか終わりましたが、引っ越しと環境の変化は生体にとって負担は大きいです。ここから調子が崩れたり、下手すると死んでしまうサンゴも出てくるかもしれませんが、なるべく被害を最小限にしていきたいと思います。また、生物相のバランスもかなり崩れたはずなので、何かしらの苔の大繁殖も覚悟しています💦 しばらく不安定な状態が続くと思いますが、その後の綺麗な水景を思い描きながらお世話を頑張ります🔥

ではまた👋

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