皆様お疲れ様です🌱
raikaです。
春が近づいてくれるのは嬉しいのですが、この時期は花粉🌲が飛び交っているので、花粉症の自分にとっては非常に辛い時期です😢 両鼻が慢性的に詰まり思考力も鈍ります💦 取り敢えず1日でも早く花粉の飛散が落ち着いて欲しいと願うばかりです…
水槽ですが、メインポンプの事故後は再び平和が訪れくれて、まずには一安心しています😮💨
さて、今日は前回の記事で少し書きましたが、水槽周りの掃除について書こうと思います🪥
機材の掃除
水槽をしばらく稼働すると、必ず藻類やゴカイなどの繁殖により水槽ガラス面や機材関係が汚れてきます。これらの汚れは場所や性質によって、簡単に取れるものから少々手間のかかるものまで様々です。
水槽は見て楽しむことが重要な要素ですので、これらの汚れは美観的に大問題ですし、汚れを放置すると水質や機材の性能に問題を生じる場合もあります。このため、日頃より掃除が必要になります。
掃除は人によってやり方は様々だと思いますが、今日は我が家で行っている掃除についてまとめようと思います✍️
日々の手入れは主にメイン水槽の清掃です。水槽によって苔のつきやすさは様々ですが、我が家では特にガラス面は大体1日おき〜毎日の間隔で行っています。
使用している道具は『Flipper』です👇
少々お高い道具ですが、同系統の安価なものでは恐らく何度か買い替えることになると思いますので、最初からこちらを選ばれる事を個人的にはオススメします🙆♂️
サイズが3種類あり、大きさだけでなく推奨のガラス厚がありますので、大きな水槽の方は特に推奨ガラス厚に注意が必要です。我が家の水槽、Reefer425は正面が12mm、側面が15mmとなっています。使用しているStandardサイズは12mmまでが推奨です。使えない事はないですが、確かに側面の清掃では頑固な汚れが落ちにくいと感じます。
また、水槽背面は手が届きにくいのと、一部は構造上 Flipperでは掃除できない部位があるので別の道具を使っています👇
こちらはシーケムから販売されているスクレーパーです。
岩組の後ろを掃除するので、サンゴを傷つけないよう手を水槽に入れるのも至難の技なので、持ち手のあるスクレーパーを探してこれにしました。
水槽背面は場所的に毎日掃除するのが大変なので、しばらく放置しがちになります。すると、石灰藻に代表される硬めの藻類がこびりつきやすく、安価なスクレーパーでは掃除が大変です。なので、少しお値段は張りますがこちらを選んでいます。このスクレーパーは持ち手が長くて丈夫であり、ブレードの切れ味ならぬ削り味も非常に良くておすすめできる製品です🙆♂️
日々のメイン水槽のお掃除は上記の道具があれば比較的楽に行えるのですが、不定期に行う機材の掃除はなかなか大変ですか。かと言って、機材の掃除を日々行うのは手間がかかりすぎるので、多くの方はある程度の間隔をあけてされている事だと思います。我が家も同様で、苔や石灰藻が目立ってきたら腰を据えて掃除するようにしています。
自宅で掃除する機材はメインポンプ、水流ポンプ、スキマーになり、特に後二者はメインポンプより汚れやすく掃除頻度が多いです。苔の状況にもよりますが、我が家では数ヶ月に1度の頻度で洗浄しています。
機材の掃除は美観的問題もありますが、汚れが溜まると機材自体の性能が低下してしまうので必須のメンテナンス作業です。水流ポンプの機能が低下すれば、特にSPSの調子が崩れたり、水槽内に澱みが発生してシアノなど有害な藻類が繁殖する引き金にもなります。スキマーがの機能が低下すれば、浄化能力が低下して水槽全体の調子が落ちます。
前述したように、掃除をしない期間が長いので、付いている汚れも頑固です。とくに石灰藻は機材に固着しているので除去が大変です。今回取り出した際は下写真のような感じでかなり汚れていました💦 取り出すと改めて汚さにびっくりします😅
アクアリスト駆け出しの頃はこの汚れをブラシで擦って、しつこい石灰藻はプラ製のヘラなどで長時間かけて磨いていました💦 なかなか骨の折れる作業で疲れますが、今はこちら👇を使って随分楽に掃除ができるようになりました🙆♂️
小慣れたアクアリストなら常備しているかもしれない『クエン酸』です。クエン酸は一般的に掃除用に使用されているので安全(下記注意参照)に使用でき、石灰藻を溶かす作用を持っています。百均などで簡単に手に入るのもポイント高いです🙆♂️
画像にもチラッと写っていますが、クエン酸は『混ぜるな危険』印の立派な酸性洗浄剤です。自然に優しいイメージがありますが、塩素系漂白剤などと併用すると有毒ガスを発生しますので、もしそういった薬剤を併用される場合は十分過ぎるほど流した後に使用するか、併用を控える方が無難です⚠️
今回はスキマーも洗浄するので、大きめの容器を準備します。ここにお風呂程度のぬるま湯を注ぎ機材を浸けます。この際、電源コードの接続端子類に水がつかないように十分注意してください⚠️ 私は自分を信じきれないので、今回は接続端子部はビニールで念の為養生しました😅
ここに買っておいたクエン酸を入れます。使用方法は色々とあり、今回のように漬け込む場合はおおよそ1%未満でも洗浄力があります。今回は水量が約40Lでしたので、取り敢えず2袋(340g)を投入しました。濃度としては0.85%になりますね💡
クエン酸を溶解する際は、化学的な根拠は分かりませんが、水温は高い方が洗浄力が高いそうです。また、高い方がクエン酸自体が溶けるのも早く作業もはかどります🙆♂️
また、薄い濃度でも人によっては手荒れする可能性もあるので、状況によってはゴム手袋など装着して作業されると良いかと思います。
他にも一般的な掃除に使う方法で、スプレーとしてふりかけて使用する場合は、おおよそ3~5%程の溶液として使用したり、頑固な汚れは粉末を少量の水で溶かして、ペーストくらいの状態で使う事も出来るようです。自身ではやった事がないですが、頑固な汚れがあれば試してみようと思います。
ちなみにこの方法で1時間以上つけ込めば、汚れはかなり落ちやすくなります🙆♂️
機材の分解をする際は可能ならマニュアルを確認しながら行うとよいです。簡単には壊れないと思いますが、ちょっとした部品の紛失や破損で機材が動かなくなると大変ですからね💦
スキマーに関しては、エアーを取り込むダクトがあり、ここが塩で目詰まりして動作不良を起こす事があります。汚れているわけではないですが、掃除の際にはここも洗浄しておくと良いかと思います🙆♂️
今回はあまり時間が無かったので30分くらい浸け置きした後から磨き始めました。浸け置きが短かったので少し石灰藻は落としにくかったですが、それでも単に磨くよりは遥かに汚れは取れやすいです👍
分解しながら小一時間程お掃除してかなり綺麗になりました✨
これでしばらくは機材も調子良く動いてくれることと思います。
今回は水槽周りのお掃除についてまとめました🧹 何かの参考になれば幸いです🌱
ではまた👋