水槽日記 水槽の手入れ🛠️と新規個体🪸

皆様お疲れ様です🌱

Raikaです。

4月に入り気候も急に春らしくなり、外を歩くのも気持ちよくなってきましたね!インドアになりがちだった我が家も外遊びを増やしていけたらと思います😊

寒い時期が長引いて嫌な気分でしたが、今年は桜の開花も少し遅れたようです。入学/始業式シーズンに重なり、これは良かったのかなと思います🌸

さて我が家の水槽ですが、白骨化や枝打ちでボリュームの少し減ったSPSゾーンには、前回ご報告したように新たにレアサンゴを加えました。ただ、その後は水槽に何となく元気が無いように感じます😓

妻からも、

最近なんかあまり綺麗ではないと思う…

と厳しい指摘が💦

これは少しテコ入れをしないとダメです😤 今日は最近の水槽の様子をまとめておこうと思います。

生体の様子

冒頭でも触れましたように、白骨化事件あたりから何となくですが水槽に活気がありません。

SPS、特にミドリイシでは種類によってポリプの出方が弱いものもあり、先日は作成していたフラグを1つダメにしてしまいました😓 LPSも一部のサンゴに衰退傾向が出てきています。

KH消費はサンゴが減ったので、その分は低下していますが、気持ちそれ以上に消費が減っているようにも思います。

一方、魚に関しても2年以上飼育していたアカネハナゴイとレスプレンデントアンティアスが拒食になってしまい、つい先日死なせてしまいました。

raika
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これは何かおかしい…😕

取り敢えず硝酸塩とリン酸塩を調べてみると…

硝酸塩は2ppmでしたがリン酸塩が0.08ppm💦

高くても0.04ppm程度だったのがいつの間にか倍の数値に😓 これは明らかにサンゴにとって良くないです…。KH消費の低下はリン酸塩の上昇に伴うサンゴの成長障害が顕在化しているのかも知れません。検査をサボると良い事ないですね😓

最近は開業準備などもあってそちらに意識が移ってしまい、検査や吸着剤の交換をサボっていたので、それが災いしました…。アルミナ系の吸着剤はストックがあったので急ぎ交換を行い、ストックのない鉄系吸着剤も注文をしました。基本的にリン酸塩の吸着剤はそれぞれに長女と短所がありますので、併用するようにしています。

⬆️アルミナ系リン酸吸着剤

⬆️鉄系リン酸吸着剤

生体の数も少し減ったので給餌量も調整し、これでリン酸塩に関しては経過を見ていこうと思います。

加えて、こういう何となく雰囲気が良くない時は経験的にバクテリアバランスが崩れている事もあります。そうだとすると普段から使っているバクテリア剤では対処出来ていないので、サンプに置いている枝状ライブロックもこの機に交換する事にしました。こういった天然素材には培養や保存の困難なバクテリアやアーキアが付着している事が期待出来るので、時折こうやって交換しています。枝状ライブロックは信頼しているナチュラル産です👍

最後に、他にも水質的な問題があるかも知れないので、吸着剤と一緒にICP検査キットも注文しておきました。これに関しては後日測定し、結果はまた報告しようと思います。

機材の不調

実は機材関連にも不調が出ています。その機材はうちのシステム調整の要とも言える存在、『Alkatronic』です。基本はKHをモニタリングしてくれているのですが、同時にpHも測定しています。我が家ではpH8にギリギリ乗らない程度でいつも推移していたのですが、少し前から何回かに1回の間隔でpHが7を大きく切る数値が出るようになり、最近に至ってはそれが頻回となってきました。下図はアプリの管理画面ですが、灰色の折れ線がpHになります。下には具体的な数値も記載されていますが、非常に振れ幅が大きくなっているのが見て取れるかと思います。

いくらなんでも酸性に傾くのはおかしいので、pH校正したりポンプチューブを替えたり、清掃してみたり…pHプローべ交換以外に出来ることは多方やってみたのですが状況は変わりません😓

そこで購入元のCoral Monsterさんに問い合わせてみると、同じような事がお店でもあったとの事で、pHプローべの劣化が原因だろうと💦 幸い交換用のプローべの在庫があったのでこちらは取り寄せ交換を行いました🛠

背面を開ける必要がありましたが、接続部分はBNCコネクタと呼ばれる端子となっており、メカが苦手な私にも簡単に作業する事が出来ました。

交換を無事に終えて測定を数日行ったものがこちらです👇

赤色で囲った部分が交換後のpHの数値で、点灯時と消灯時の数値が綺麗に繰り返され、乱高下しなくなりました👍 そして青色で囲った部分が交換後のKHの値です。試薬によるpH変化量からKHを測定しているので当たり前ではありますが、交換前と比べて0.6~0.7程度の乖離が…。これにも何かしらサンゴへ悪影響が出た可能性はありますね😓

振り返ってみるとAlkatronicは導入から2年半以上経過していました。プローべの交換は2年が推奨でしたので、起こるべくして起こったトラブルだったようです😓 幸い、交換はそれほど手間がかかるものでも無かったので、次は忘れず交換しようと思います🔥

新規個体

最後は新規個体の紹介です。深場に置いているサンゴが少し減ってしまったので、今回はLPSやソフトコーラルをお迎えしました。

ハナガササンゴ Goniopora

1つ目はハナガササンゴです。大好きなサンゴの1つではあるのですが、長期飼育が中々難しく、以前飼育していたものが少しずつ減って寂しくなってきたので新たにお迎えしました。今回の個体はCoral Monsterさんから購入したインドネシアのブリードで、複数の色違いの株が寄せ植えのように接着されたものです。こういったタイプのフラグは初めて見ましたが、カラーバリエーションの豊富なハナガサの特徴を上手く利用したフラグだと思います😊 

こちらがその個体です👇

ピンクから赤紫の系統が主体で、一部はコアにGFPを持っています。また、差し色として全体が黄緑の個体も入っています。まるで小さなお花畑のように咲いてくれて、低層が一気に華やかになりました🌸 やはりハナガササンゴは良きです🙆‍♂️

ハナサンゴ Euphyllia glabrescens

次はハナサンゴで、オーストラリア固有種であるGold Torchです。実は昨年にCoral Monsterさんから購入したのですが、輸送ダメージで溶けてしまい、その代替えで今回お迎えしました。

こちらがお迎えした個体です👇

ポリプに含まれる特有の鮮やかなYFPはやはり唯一無二で鮮やかです。

ただ、チョウジガイ系は何故か非常に苦手で、これまで飼育した個体はことごとく溶かしてしまいました。唯一ブランチタイプのナガレハナのみ長期飼育出来ていますが、それも何故なのか分かりません…。ですので飼育は不安ですが、少しでも長く維持出来るように頑張りたいと思います。

ディスクコーラル Disc coral

最後はディスクコーラルの一種であるBounce Mushroomです。

こちらの種類は2022年の冬に一個体お迎えしているのですが、少しサイズは大きくなったものの、一向に増えてはくれません💦

そんな中、Instagramで知り合った方がBounce Mushroomを解体して一部販売されるとのポストを見ました。うちのBounceよりもかなり風船の密度が濃く、色彩も綺麗な個体です。

コメントを入れたところ先方よりご連絡があり、一株分けていただけることになりました⤴️ 高価な個体なので、無理を言って長く養生して頂き、気候も落ち着いたところでこの度迎え入れる事になりました。

こちらがお迎えした個体です👇

配送直後は風船がしぼんで心配しましたが、徐々に膨らみました😮‍💨 バブルの色彩は特徴的なマーブル柄が美しく、それが中心にギュッと集まって小さいながら見応えがあります。蛍光もとても強くて、遠目に見ても目立っており、さすが人気種だと感じました。

譲って頂いた方の話によると、Bounceには上位ランクのようなものがあるらしく、今回の個体はそれに当たるものだそうです😲 貴重なものである事は間違いないので大切に育てていこうと思います。

今回は最近の水槽の様子についてまとめてみました。今回の手入れで調子が改善する事を期待しつつ、日々のメンテを継続していこうと思います。

ではまた👋

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