水槽日記 簡易リフジウムをDIY & 新しいマメスナをお迎え

皆様お疲れ様です。

raikaです。

ダイノス対策を行い始めて10日以上経ちましたが、有効打が打てていない事もあり状況は変わっていません😓 幸い、付着する相手は弱ったサンゴだけのようで日々の進行はゆっくりです。可能な限りスポイトで吸い出す人海戦術でなんとか爆増は食い止めています。ただし、光量低下やダイノス付着自体がストレスとなったのか、お気に入りのHilighterが一つ白化し始めました😓 有効とされるバクテリア財や付着性プランクトンの入手段取りが出来たので、早急に投与していきたいと思います。

今回はダイノス対策にも効果が期待できるリフジウムを非常に簡易ではありますがDIYしてみたので、そのご紹介です。またチャームさんで以前から欲しかったマメスナが販売され、これを購入しましたのでお披露目したいと思います。

リフジウム

水槽内で海藻を飼育し、これによって様々な恩恵を得るための仕組みです。私が調べた内容をまとめておきます。

リフジウム水槽

主に、メイン水槽の濾過槽やメインまたは濾過槽と連結したサブ水槽内で海藻を飼育します。海藻自身にはリン酸塩や硝酸塩などの栄養塩を吸収する作用がありますので、水質濾過作用が期待できます。また、海藻は光合成を行う際に二酸化炭素を消費します。その結果、pHを上昇させる効果があります。加えて、魚などの大型生体から隔離された領域で海藻を育てることによりプランクトンが好んで繁殖します。増えたプランクトン類はメイン水槽などに供給され、水槽全体に生物多様性を付与します。これにより、有害な生体の過剰増殖を抑制したり、魚やサンゴの栄養面の底上げにもつながります。

リフジウムに必要なもの

海藻

これがないと始まりません。代表的な海藻はホソジュズモ、海ぶどう、ヘライワヅタなどです。これらは光と水流を当てておけば、かなり簡単に繁殖していきます。今回、我が家では海ぶどうがチャームさんで簡単に購入できたので、こちらを使用しました。

 スペース

海藻を入れるための場所です。生体とは隔離された場所を準備する必要があります。サブの水槽であったり、濾過槽内に仕切りを設けたりと、やり方は色々です。下記のような、海藻のためのリアクターなどもあります。

照明

海藻は主には光合成でエネルギーを作って成長しますので、照明は必須です。リフジウムに適した商品も出てきていますが、普通のLED照明でもしっかり育ってくれます。照射は24時間照射が推奨されています。これにより、海藻の寿命が伸びるそうです。

海藻は陸上の植物とは違い、根は体を固定することを目的にしているそうです。なので、砂を敷いて、そこに根を張り栄養を吸収する訳ではありません。そういった意味では砂は必須ではありませんが、砂の中で育つベントス系のプランクトンなども存在します。特にベアタンクなどの方の場合は、隔離スペースであるリフジウムで底砂を敷くことには意義があるのではと思います。また、そういった用途で底砂を使用する場合はアラゴナイトのような粒サイズにばらつきがあるものの方が定着する生物も増えやすいと考えられます。

ポンプ

リフジウムのために別の水槽を立てる場合は必要になります。

我が家のリフジウム

新たにリフジウムを水槽に導入するにあたって、取り敢えずは水槽のスペースから出ないことを条件としました。つまり、キャビネット内か、水槽上部のキャノピーで隠れる部分に設置するということです。reeferのV3サンプは元々リフジウムも出来る様に取り外しが可能な仕切りがついています。ただ、使用しているスキマーを置くには仕切りを外さないと置けないので、この方法は取れません。ZOOXの海藻リアクターなども考えましたが、プランクトンにとっては負担にもなりそうでしたので、まずは単純にサンプ内の空きスペースで海藻を飼育することにしました。

使用した飼育ケースはこちらです。

主に魚を隔離するためのケースですが、水通しが少なく海藻飼育には悪影響が予想されます。(魚に対して使用するのも不安…)

なので、ドリルでいくつか余分に穴を開けました。最終的にはそれでも不安だったので、横敷居は一枚取って使ってます。

出来上がったものをサンプ内に吊るして海ぶどう、それからシュリンプさんのプランクトンパックに付いてきた海藻を放り込んでいます。

チャームさんの海ぶどうは、千切れてどれも短くて、かなり間引きました💦 こんなのが育つのかなと不安に思っていましたが、そんな不安はなんのそのでグングン育ってくれています。中をよく観察すると、ヨコエビを始め、小さな動物性プランクトンがうろちょろしているので、小さいながらも多少の役には立っているのではと思います。これでうまくいけば、もう少し規模を拡大してもいいかなと思っています。

charmさんからお迎えしたマメスナ

さて、最後はお迎えしたサンゴの紹介をしようと思います。

マメスナギンチャク 『Blue Hornet』 Zoanthus sp. 

こちらがお迎えした個体です。

写真がわかりづらいですが、マウス周りと触手が黄色で、それ以外は青色の模様です。SNSで時折見かけることがあり、非常に気になっていた種類です。メリハリのある色彩で、青のマメスナは持っていなかったので気に入っています。入海当初のせいかダイノスがつきやすいですが、それでも咲いてくれています。過酷な環境にお迎えしてしまいましたが、大事に育てたいと思います。

今回のダイノスは前回ほど簡単に解決できずにテンション下がっておりますが、なんとか乗り切りたいと思います。

ではまた✋

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