水槽日記 バクテリア剤のあれこれ🦠

皆様お疲れ様です🌱

raikaです。

6月に入り、じわじわと暑さが本格化してきました。クーラーの稼働率もかなり上がってきたように思います💦

水槽の環境も変動しやすい季節の変わり目なので、水槽の状態には要注意ですね⚠️

さて、今回のテーマは『バクテリア剤』についてです。

アクアリウムを始めた当初は、私自身はその重要性にあまり気が付いていませんでしたが、今となってはかなり重要なものと認識しています☝️

今回はそんなバクテリア剤について、一般的な内容や私自身が使用しているものの使用感、自分なりの使用方法などをまとめてみようと思います✍️ 

アクアリウムにおけるバクテリア

バクテリア剤はその名の通りアクアリウムにおいて有益な各種細菌をブレンドした添加剤です。

アクアリウムを始めた当初は、

raika
raika

バクテリアなんて水槽に入れて大丈夫なの?

と思ってしまいましたが、実際のところは大丈夫どころか必須級に重要な要素です。なぜなら、バクテリアは生物濾過の要となる存在だからです。生物濾過については以下の記事で詳細に説明しています。

概要としては、バクテリアは『硝化』や『脱窒』などを行い、栄養塩やその前物質を水槽から除去してくれます。物理濾過や化学濾過だけでは水質の浄化は不十分であり、この生物による濾過はアクアリウムを維持する上で必須の工程となります。

また、基本としては濾過の要としての役割が大切ですが、生物多様性の一翼を担っている存在である事も忘れてはいけないかと思います。彼らがバランスよく水槽内で活動する事によって、有害な藻類の抑制飼育生体を蝕む病原菌の抑制などの効果もあると実感しています。加えて『プロバイオティクス』、つまり適正な量を摂取したときに有用な効果をもたらす生きた微生物としての効果も期待できます。

raika
raika

以下では主目的である生物濾過における代表的なバクテリアを紹介していきます。

硝化細菌

アクアリウムにおけるバクテリアで最も重要とされる菌群です。これらのバクテリアはアクアリウムにおいて毒性のある窒素化合物、すなわちアンモニアや亜硝酸塩を比較的毒性の少ない硝酸塩にまで変換する作用を有します。

アンモニアを亜硝酸塩に硝化する細菌はアンモニア硝化菌と呼ばれます。これらの菌類はアンモニアを利用してエネルギーを合成し、アンモニアを毒性の一段階低い亜硝酸塩に変化させてくれます。代表的なアンモニア硝化菌はNitrosomonas属、Nitorosococcus属、Nitrosospira属、Nitrosovibrio属の4属が知られています。

次に亜硝酸塩を分解してくれるのは亜硝酸硝化菌と呼ばれます。彼らは亜硝酸塩を硝酸塩に変換してくれます。代表的な亜硝酸硝化菌はNitrobacter属、Nitrospira属、Nitorosococcus属がよく知られています。

これらアンモニア硝化菌と亜硝酸硝化菌を合わせて硝化細菌と呼びます。単体でアンモニアから硝酸まで変換する細菌も存在するようです。

これらのバクテリアの多くは何かに付着して増殖します。加えて、その反応にはO2(酸素)が必要です。よって、これらのバクテリアは主に水通りの良いフィルターや多孔質の岩、底砂の表層などに生息し、酸素を必要とする事から好気性細菌と呼ばれています

脱窒菌

このバクテリアは通性嫌気性細菌に属しており、通常は好気呼吸(酸素を使ったエネルギー合成)を行っていますが、周辺環境が嫌気層、すなわち酸素の届かない状況になると嫌気呼吸で溶存酸素なしでエネルギー合成を行うことが出来ます

その際に、硝酸塩や亜硝酸塩に含まれる酸素を利用し、最終的にそれらを窒素へと変換します。窒素は空気中に放出される事で水槽から除去されます。代表的な脱窒菌にはPseudomonas denitrificansなどが存在します。

水槽内での嫌気環境は、少し厚めに敷いた底砂の下層、ライブロックなどの深部などが代表的ですが、嫌気環境も作れるろ材等もあります。

ポリリン酸蓄積細菌

ポリリン酸蓄積細菌はリン酸塩の生物濾過に活躍するバクテリアの代表的な菌です。この細菌は好気環境でリン酸塩をポリリン酸と呼ばれる物質に変換し、その体内に蓄積する事が可能です。ここで重要なのは、ポリリン酸蓄積細菌は脱窒菌のように窒素に変換して水槽外に放出するようなことは行わずに、あくまで体内にリン酸塩の化合物を蓄積するだけということです。このため、プロテインスキマーを用いて、蓄積後のバクテリアを水槽外に除去することで初めてリン酸塩の除去が行われます。

アーキア

分類学上、最も最初に三分されるグループは、我々人類が含まれる『真核生物』、それからバクテリアこと『細菌』、最後に『古細菌』とされ、アーキアとは『古細菌』を指します。

過去には細菌に属していましたが、研究が進むにつれて、細菌とはまた別の存在である事が示されました。

難しい事はさておき、このアーキアの中にも硝化などの生物濾過作用を有するものが少なからず存在する事が近年明らかになってきています。正確にはバクテリアとは違う生物なので、ここで紹介するのは不適切かも知れませんが、便宜上お許しください🙏

バクテリアの導入方法

前項にご紹介したようなバクテリアは、アクアリウムを維持する上で重要な存在ですが、数多く存在するバクテリアの中から上記のようなバクテリアを選択的に増やすには何かしらの操作が必要です。

raika
raika

そのための手段がいくつか存在しますので、以下に紹介しますね☝️

バクテリア剤

水槽に有益なバクテリアを培養/ブレンドした添加剤です。バクテリアを水槽へ導入する方法としては最もポピュラーな手段ではないかと思います。各社から様々な商品が販売されていますが、残念ながらその内容は企業秘密で不明なことが多いのが難点です。

どういった菌がどういった組成で入っているのか?そもそも本当に充分量入っているの?と懐疑的な思いになる事もあります🤔 選ぶ側としては知りたいところなので、今後改善されることを期待しています…。

とは言え、最も簡便に水槽に有益なバクテリアを導入できる(できているハズ)方法なので、我が家でもルーチンで行っています。

天然海水

文字通り、天然の海水を汲み出したものです。天然海水は人工海水にはない様々な恩恵があります。詳細はまた機会があればまとめようと思いますが、様々なバクテリアの含有が期待できるのもメリットの1つです。しかも、前項のバクテリア剤には含まれない多種多様なバクテリア、加えてアーキアの含有も期待できます

バクテリア剤は、あくまで培養法が確率され、なおかつ商品化するに耐えうる安価なコストのものが厳選されているものと考えます。ですので、自然界ではそういった問題は当然ありませんので、商業生産出来ないバクテリアやアーキアの含有は大きな特徴と言えます。

ただし、バクテリアの導入を主目的に考えた場合、天然海水の種類は確認しておいた方が良いです。天然海水には『表層水』と『深層水』の主に2種類が存在します。それぞれに特徴がありますが、ことバクテリアの導入に関しては『表層水』、特にサンゴが実際に生きている水域から採取された海水が良いと考えます。なぜならそういった環境には当然ながら、良くも悪くも飼育生体と共存するバクテリアが存在すると考えられるからです。逆に『深層水』が採取される環境は、水深200m以深であり、水温や光の条件が過酷で、必要なバクテリアの含有は期待できません。また、ものによっては滅菌処理や濾過処理されたものもありますが、こういった商品も使用意図には反するかと思います。

ライブロック

ここでご紹介するライブロックは、『天然』または『養殖』のライブロックになります。天然海水と同様、様々な微生物の含有が期待出来ます。

ただし、ライブロックに関しても、天然海水同様になんでも良いわけではありません。質の良し悪しにかなり差が出るものなので、場合によっては逆に水質を悪くする場合もあります。なので、信頼出来るショップを通じて入手される事をおすすめします。

バクテリアの増殖を促すもの

バクテリアは好気性、嫌気性など、好みの環境が様々です。アクアリウムに有益なバクテリアの多くは、何かに定着して増殖するものが多く、その住処としての『ろ材』やライブロック、底砂等の類は安定したバクテリアの増殖に必要です。

また、増殖や活動を促すために、『炭素源』、いわゆるバクテリアにとってのご飯のようなもの🍚が利用される事もあります。

これまで使用したことのあるバクテリア剤

この項では私がこれまでに使用した事のあるバクテリア剤について、その使用感も含めてレビューします。

定期的に添加するタイプのバクテリア剤に関しては、各項の最後にこれらのバクテリア剤を1週間に1回添加するとした場合の私の水槽(水量約400L)におけるおおよそのコストも記載しておきます。

Stability & Pristine

2剤ともseachemから販売されているバクテリア剤です。

Stabilityは硝化や脱窒等の生物濾過を主目的としたバクテリアがブレンドされた商品で、Pristineは残り餌やデトリタス等の分解を行うバクテリアがブレンドされています。ショップやユーザーの使用法を見ていると、セットで利用されている事が多いように思います。

内容液を適量添加するだけなので添加に煩わしさがないのは有難いです。

また、プロショップやユーザーからの評価が高く、実績面において優秀なバクテリア剤かと思います。

2本併用するとなるとコストがそれなりなのが難点ですね。

600円/週:500ml製剤をセットで使用した場合

アップCS1

アップCS1はハンナ化粧品から販売されているバクテリア剤です。元は「アップCS &エンザイムコンプレックス」と呼ばれる商品でした。

この商品はバクテリアが含まれた粉剤とこれを賦活する液剤で構成されています。使用する場合は両者を飼育水と混ぜ合わせて投与するため、他のバクテリア剤に比べて少し添加に手間がかかります

ただし、その手間に見合った効果があります。

アップCSは一粒が30〜60μmほどの微粒子で、この中に生物濾過に有益なバクテリア(好気性菌、嫌気性菌)がバイオフィルムに包まれた状態でバランス良く封入されています。封入時はバクテリアは休眠状態となっていますが、付属のEnzyme Coplex(酵素複合体)を添加することで覚醒し活性化します。この活性化の過程は特徴的で、他のバクテリア剤に比べて優れた点かと思います。

また、バクテリアが出た後の微粒子は、イオン交換作用により有機物やフミン酸などの不要物を吸着し、最終的にはスキマーを介して除去されます。これによって、バクテリア剤としてだけではなく吸着効果も得られます。

450円/週:10t用製剤を使用時

BioDigest

フランスのアクアリウムメーカー『PRODIBIO』が販売する生物濾過を主目的としたバクテリア剤です。日本ではMMC企画が販売しています。

特徴が二点あり、1つはアンプル製剤となっている事です。これにより室温でも長期寿命となっています。また、細菌学的に他のバクテリアのContamination(混入)がまず無いので、品質的に優秀かと思います。バクテリアはそこら中に沢山居ますので、例えばボトル製剤等には簡単に侵入し、下手すると侵入した細菌に置き換わるなんて事も有り得るかも知れません😣 当然、その辺は各社が保存方法を工夫しているとは思いますが、アンプルで1回使い切りというのは製品として信頼感があります。

2つ目はコストパフォーマンスに優れる事です。この製剤は1000Lまでの水量であれば2週間に1回の間隔で1アンプルが推奨量となっています。特に水量の多い方には恩恵が大きいです。

80円/週:30本入り製剤を使用時

Nitribiotic

Tropic Marineが販売するバクテリア剤です。硝化バクテリアだけでなく、生体の免疫システム強化を目的としたプロバイオティクスや有毒な硫化水素を無毒化する紅色細菌もブレンドされているのが特徴の商品です。

こちらの商品はかなりドロドロとした液体で、初めて見る人はビックリするかも知れません💦 普通には液剤を取り出せないので、付属のチューブと注射器で適量を取って使用します。

濃厚な分、使用料は少なく比較的コストパフォーマンスに優れるのも良い点と言えます。

180円/週:50ml製剤を使用時

Dr.Tim’sシリーズ

Dr.Tim’s Aquaticsから販売されているバクテリア剤です。用途に応じて6種類販売されています。我が家では特に不調を感じた時に、臨時的に以下の3種類を使用しています。

Re-Fresh

清潔な水を維持し、油膜や不快な臭気を排除する事を主目的としたバクテリアを組み合わせもので、シアノバクテリア、藻類の除去等に効果があるとされます。日本で代理店を務めるナプコの情報では、渦鞭毛藻類、いわゆるダイノスにも効果があるとの事です。

Waste-away

水槽に蓄積したデトリタスなどの汚泥を溶解し、廃棄物の蓄積を防ぐことを目的としたバクテリアをブレンドした商品です。上記のRe-Freshと相性が良く、Re-Freshにより駆逐された藻類などによるデトリタスを速やかに除去する事が期待出来ます。

Eco-Balance

水槽にとって有害なバクテリアの除去やバランスが崩れた水槽環境の改善及び維持を目的としたバクテリアをブレンドした商品です。

専用レシピ

我が家でDr.Tim’sのバクテリア剤を使用するタイミングは、ダイノス、シアノに代表される有害藻類の出現の際です。特にダイノス、シアノに関しては海外公式サイトに『専用のレシピ』が紹介されています。

全てのシチュエーションではないですが、上記のバクテリア剤で明らかな効果を実感した事もあります。有害藻類に苦しむ事があれば、1つの手段としてオススメします。

Bio AQUA

東京のアクアショップ、ナチュラルさんが主として販売展開されているバクテリア剤です。液体ではなく、おが屑のようなものに多種多様なバクテリアを付着させた商品で、濾過や病原菌除去など何かに特化した事を目的とするのではなく、多様なバクテリア叢を水槽に供給する事を目的としています。

また使用方法が独特で、アミノ酸18種類が含有されており、魚の餌に混ぜて使用する海水魚のためのサプリメントとしての側面もあります。

我々人を含めた生き物は、多くの微生物をその生息環境から摂取し、そこから取捨選択して免疫バランスをとっています。このバクテリア剤では、魚が利用できる菌を豊富に含み、魚の消化管内の微生物バランスを整え免疫力を高めます。加えて、排泄されたバクテリアがさらに水槽内の微生物バランスをも回復させてくれます。

実際の使用について

さて、ここからは実際の添加についてです。

ここに紹介しただけでも多様なバクテリア剤があり、これらをどう選択して、どう使用していくかとなると、やり方は様々で悩ましいところだと思います💦 私自身、色々と悩み、その効能や意味を自分なりに解釈して現在の使用方法に至っています。

添加し続ける必要があるか?

バクテリア剤の多くは定期的に投与するように記載されています。私は当初、バクテリアも生物であり、ある程度投与すればそのうち過剰になるだろうし、定期的に投与する事に対して懐疑的になった事があります。

ただ、自分なりに調べたり体感した結果、アクアリウムにおけるバクテリア叢は使用しているろ材、飼育生体、給餌内容など様々な要因によって個性が生じるものと考えるようになりました。その中で、バクテリアはその環境に最も順応した優占種が出現し、放置するとやがてその種が占拠するリスクもあります。つまり、人為的に添加したバクテリアは、各々の水槽に定着して増殖するかどうかは極めて不確実で、やがて他のバクテリアに駆逐されてしまう可能性すらあるのではないか🤔と。

このため、バクテリア剤は定期的かつ長期にわたって添加し続け、常にその多様性を安定させてやる必要があると考えています。

我が家での使用方法

最後に我が家でのバクテリア剤の使用方法をご紹介します。上記の如く色々な添加剤がありますが、バクテリアの詳細までは不明です。そんな中で私自身はバクテリアにも多様性を求めますので、至った結論としては

『良いと感じる添加剤を複数購入し、週ごとに種類を変えて添加する』

です。

具体的には、今回の紹介したもののうち、定期的に使うタイプはほとんど全て現在も使用してます。ちなみに、多様なバクテリアを供給することを目的としたBio AQUAに関しては毎日魚の餌に混ぜ込んで添加しています。

また、水槽を日々観察していて、例えば『シアノが少し出てきた』とか、『少しコケが増えたかな』など、負の現象を感じた場合は、Dr.Tim’sのバクテリア剤添加、ライブロック交換、天然海水による換水などを積極的に行うようにしています。(もちろん栄養塩や比重のチェックなども忘れてはなりません⚠️)

これにより、現時点ではそれら負の現象はコントロール出来ているかなと思います。

もしかすると無駄な事をしているかも知れませんし、むしろ誤った方法なのかも知れません…。ただ、製品の詳細が分からない以上、これがベストなのかなと自分なりに納得してこの方法を続けています🤔

長くなりましたが今回は以上になります。

バクテリアは水槽を健康的に維持する為には非常に重要な要素です☝️ 基本的な知識をしっかりとおさえつつ、数ある添加剤を使いこなしていきたいですね🔥

ではまた👋

2 COMMENTS

masa_heart_beat

おつかれさまです。
いつも、的確な情報を発信してくださり、ありがとうございます。

私もバクテリア剤について悩んできました。おっしゃられるとおり、何が入っているのか明らかにしてほしいですし、何を使えばいいのか?多種を使用した方が良いのか、そうではないのか?、こういった体験を基にした情報は、とても役に立つと思います。
私も、行きついた結果はRaikaさんと同じです。
隔週の水替え時に、PROBIDO3種、DrTim4種を交互に使っていますし、BIOAQUAは毎日えさに混ぜています。
最近では、CEから発売された、Coral Power Bio Cleanを3日に一度使用しています。これに関しては、使用し始めて間もないので何とも言えませんが、夜間のポリプはさらに大きくなって、迫力が増しました。

天然海水は、2カ月に一度は入れるようにしています。「調子を崩す前に天然海水」は、リセット後の私の鉄則です。
私も、Raikaさんと同じ理由から表層水(小笠原)を使っていましたが、いつもアドバイスをいただいているアクアリストさんから、深層水(尾鷲)も良いですよ。って教えてもらいましたので、思い切って使ってみました。

最初は怖がりながらの使用でしたが、怖がるどころか、LPS・ソフトはしっかり膨らみ、SPSはポリプが大きくなり、明らかに色濃くなりました。
透明度に関しては、甲乙つけがたいですが、タンク内の生物には深層水の方に分があると実感しています。

そのアクアリストさんがおっしゃるには、天然バクテリアの補充と褐虫藻への栄養補給が狙いだということでしたが、全くその通りでした。
今では、深層水ばかり使っていますが、何の問題もありません。たぶん、サンゴを色濃くしたい方は深層水、そうでない方は表層水、硝酸塩の扱い方に似たような捉え方で良いような気がしています。

水槽崩壊する前は、水質検査を頻繁に利用してその測定結果を重要視しながらでした。
もちろん、水質検査をして不要なものが入っていないか把握しておくことはとても大事なことだと思います。
ですが、水槽崩壊からリセットを経験して、プランクトンやバクテリア、魚の糞、クリーナー部隊、多種多様な生物がバランスよく棲息する環境を作り出すことを最重要視することの方がもっと大事だったと気づかされました。今では、PO4とKHの数値だけしか見ていませんが、SPSをダメにしてしまうことが激減して、とても嬉しい気持ちを持つことが出来ています。

いつも、楽しみにして見させていただいています。私と同じように多くの方々に役に立っていることと思います。
大変なことも多いと思いますが、応援させていただきたいと思います。

返信する
raika

お疲れ様です。
激励のお言葉、大変嬉しく思いますし、励みになります!ありがとうございます。
今回の投稿ではSNSでも何人かの方からコメントをいただき、皆様やはりバクテリア剤に関しては複数のバクテリア剤を併用されておられました。
中身の詳細が分からない上に、多様性が必要な項目である以上、併用は良い手段だという手応えが得られたと感じています。

天然海水の知見については非常に興味深いです。
表層と深層とでやはり効能が異なるのでしょうね。これに関しては、今回は深掘りしませんでしたが、個人的に興味があるので改めてまとめようかと考えています。
その際はmasaさんの体験談も参考にさせて下さい。

最後に、多種多様な生物がバランスよく生息する環境作りについてですが、これは私も全く同意見で、最重要項目と捉えています。測定出来ないが故に、初心者の方には捉えづらい項目ですが、今回のような記事を通して皆さんに伝えられたらと思っています。
隙間時間でゆっくり投稿なのが申し訳ないですが、今後もコツコツと記事を積み重ねていこうと思っております。
こういったコメントは本当に嬉しいです。ありがとうございます。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA