水槽日記 アクアリスト御用達カメラ:オリンパスTG-6を購入!

皆様お疲れ様です。

raikaです。

アクアリウムをやっていると、飼育そのものはもちろん面白いと思いますが、日々の綺麗な水景をカメラに収めるのが面白く感じる人も沢山いらっしゃると思います😊 最近は、携帯電話に附属したカメラもどんどん高性能になり、SNSなどの情報発信の場も広がる中、水景撮影はアクアリウムの楽しみの大きな醍醐味の一つとなっているように思います。

綺麗なサンゴや魚の写真を見ると、自分でもクオリティの高い写真を撮ってみたくなりませんか?私はまさにそんな一人で、これまでもCoral lensを使ったり、一眼カメラを使ったり、画像処理ソフト使ってみたり、色々と取り組んできました。その流れで、一つのカメラの存在を知りました。それがOLYMPUSが発売しているTOUGHシリーズです。今回、このTOUGHシリーズの最新モデルであるTG-6を購入しましたのでレビューをしていこうと思います🌱

OLYMPUS TOUGH TG-6

発売から何度か世代交代があり、現在(2021年)は6世代目でTG-6と呼ばれています。その名の通り非常にタフなカメラで、耐衝撃、耐水性能、防塵、耐荷重、耐低温、耐結露が非常に強力です。とても使いやすく、良い画像が撮影できますので、その魅力を少しでも紹介できればと思います。

耐水性能

アクア撮影において、耐水性能が高いことは非常に大事な要素となります。このカメラはハウジングなど特殊な機材を使用しなくても単品で水深15mまでの撮影が可能です。つまり、TG-6では水槽の中にそのままドボンして撮影する事が可能となり、ガラスやアクリルによる反射や屈折に悩まされることがなくなります。また、被写体により接近して撮影する事が可能となり、撮影の幅が大きく広がります。

カメラをそのまま水中に投入することには不安があると思いますが、このカメラなら全く問題ありません👍 過去にダイビングやシュノーケリングをしていた時期があり、旧世代のモデルを使用していた時期がありました。旧モデルでも浅瀬程度の水深ではハウジングなしで使用していていましたが、浸水故障した経験は全くありません。もちろん、最新のTG-6も水槽内に突っ込んで使用していますが、何の問題もありません。

注意
電池カバーとコネクターカバーの2箇所は毛や砂つぶなどの細かなゴミを付着させずにきっちりと閉鎖する必要があります。これらにより隙間ができて浸水故障する可能性があります!

画質

画質は気になるところですが、個人的には非常に綺麗だと思います!搭載されているレンズはF値2.0と明るいレンズが搭載されており、ブレが少なくボケ感も良いです。

raika

論より証拠と言うことで、いくつか作例を載せてみますね!

PikachuAcropora microclados

Strawberry ShortcakeAcropora microclados

水槽全景画像

いかがでしょうか?ブログ掲載のために少し圧縮し他ので、拡大されると流石にぼけますが、それでも非常に綺麗です。圧縮しなければさらに綺麗な画像となります。しかも操作は簡単なので、手軽にこのレベルの撮影ができます😆

また、このカメラの特筆すべき点としては『マクロ撮影』が優秀な点です。『マクロ撮影』とは被写体に近接して撮影をすることで、小さなものを大きく拡大して撮影することです。これにより、肉眼では普段見ることのできないものも美しく撮影する事ができます。

TG-6はこの『マクロ撮影』が重視されており、10㎝まで近接して撮影できるマクロモードに加え、1㎝まで近接して撮影できる『顕微鏡モード』が搭載されています。撮影倍率は最大28倍で、かなり拡大した画像が撮影可能です。

raika

こちらも実際に撮影したマクロ画像を見てもらいますね!

Ice Berry Blastomussa merletti

Gold torch


Strawberry ShortcakeAcropora microclados

Pink LemonadeAcropora sp.

マクロ撮影も非常に綺麗に撮れていると思いませんか?手軽にこのレベルの写真が撮れると、とても楽しくなりますし、サンゴの成長の記録としても良いツールになると思います🌱

撮影について(模索中🤔)

ここまでTG-6の魅力についてお伝えしてきましたが、良い写真を撮るには色々と設定が必要です。TOUGHシリーズを所持していても、上手く使いこなせずに埃を被ったままの方もおられるかも知れません。特にマリンアクアリウムの撮影においては、照明が特殊であったり、被写体の中には蛍光蛋白を持つものがいたりと、撮影環境は一般的なものとは異なります。これらの環境を上手く調整し、被写体の持つ色彩を最大限に表現する為には、いくつかきちんと設定する項目があります。

raika

まだまだ模索中ですが、私が行っている調整をご紹介します。

撮影モード

TG-6には水中撮影用のモードが最初から備わっています。なので、基本的にはこの水中モードを使用すると良いと思います。水中モードは本体のモードダイヤルを🐟マークに合わせれば使えます。水中モードではさらに「水中スナップ」「水中ワイド」「水中マクロ」「水中顕微鏡」「水中HDR」と呼ばれるサブモードを最終的に選んで撮影します。

全景撮影では「水中ワイド」、被写体に近接して撮影する場合は「水中マクロ」や「水中顕微鏡」を選択すると良いと思います。

ホワイトバランス

モードを決めたら次は設定です。まず大事なものとして「ホワイトバランス」があると思います。ホワイトバランス(以下WB)とは簡単に言うと、撮影環境における光(照明)の色による被写体への影響を補正して、白いものを白として写すためのバランス調整の事です。これをきちんと設定しないと、特に青照明時は青被りして何が何やらよく分からない写真しか撮れません💦

TG-6にはいくつかプリセットされたWBが存在します。その中で、アクア用に使えるものは「水中 浅瀬」「水中 標準」「水中ディープダイビング」です。また、自分でカスタムして使用する「色温度設定」、ワンタッチで調整する「WB取得」があります。それぞれに特徴があり、撮影環境や好みの画像に応じて使い分けると良いかと思います。以下に概略と、それぞれの設定で撮影した写真をお見せします。

MEMO
紹介画像は青の強い照明下に撮影したものになります。

水中WB 浅瀬/標準/ディープダイビング

これらのWBはダイビングやシュノーケリングなどで使用した場合を想定したWBになります。浅瀬が3m、標準が3〜15m、ディープダイビングが15m以深の深さを想定しています。水中では深くなればなるほど、青い波長が残ります。このため、水中WBも深い設定ほど青被りに対しても強い設定となっています。

写真は「水中 標準」で撮影したものです。フラッシュなしでの撮影では青被りが強く、この環境下ではフラッシュ光を当ててやるといい具合に撮影できました。比較的、実際に見ている色彩に近い画像が得られました。ただ、撮影時の照明の青みが強い為、輪郭の青色がしっかりと残っています。

色温度設定

色温度とは光が持つ色味を数値化した指標で、「K(ケルビン)」と呼ばれる単位で数値化されています。数値が低いほど赤みが強く、数値が高いほど青みが強くなります。色温度設定では、色温度を指定することで、これらの赤みや青みを打ち消すような調整をかけてくれます。TG-6では2000~14000kの範囲で調整が可能です。青みの強さに応じて高い数値にしていくと良いかと思います。設定次第でプリセットの水中WBよりもさらに青みを打ち消す事が可能となります。以下の写真は色温度を11000Kに設定して撮影したものです。水中WBと同様にフラッシュはありで撮影するといい具合で撮影できました。水中WBに比べて青みがさらに打ち消され、このサンゴの持つシアン蛍光蛋白がより綺麗に観察できます。これも実際に見ている色彩に近いと言えます。

WB取得

これは上記のようなデフォルト設定とは異なり、その場その場の光の状況に応じてその都度WBを調整する方法です。調整するといっても、ワンタッチで操作なので細かな設定をする訳ではありません。撮影環境の照明のもとで、基準となる白または灰色を撮影することで調整が完了します。私の場合、家の壁が白かったので、水槽照明下に壁を撮影してWBを取得しました。TG-6をお使いの私のフォロワーさんの中には、部屋の照明を消した状態で、水槽全体や水流ポンプを切った状態の水面などでWB取得をされる方もおられました。

このWB取得で撮影したものがこちらです。こちらの設定ではフラッシュを当てると逆に色合いがおかしくなりましたので、フラッシュはなしで撮影しています。フラッシュを当てると、最初に取得した条件と異なる照明環境に瞬間的に変化するので、相性が悪いのかも知れません🤔 出来上がった画像はいわゆる盛った写真で、正直、先の2枚と比較すると同じものとは思えないような変化ですよね💦 WB取得のやり方によってもかなり色調に差が出ると思います。サンゴが持つ色素や蛍光蛋白が合わさり、個々の色合いがかなり強く強調された状態で補正がかかったためなのかと感じました。肉眼で見ている絵面とは違いますが、これはこれで非常に綺麗だと思います。もちろん、WB取得を異なる条件で何度か取得し直して、本来の色合いにより近い画像を得ることも可能です。

ちなみに、WB取得は4つ記録しておく事が出来ますが、間違えて消すと全く同じ設定にするのは難しいかと思います。(似たような設定に調整は出来ます🙆‍♂️) 撮影環境がいつも同じ(or似ている)ならば、好みの条件は消さずに残しておくと良いと思います。

このように前2者と後者では、特に後者で出来上がるものがかなり変わります。例えば前2者はサンゴの成長記録用、後者は鑑賞用など目的や好みに応じて使い分けると良いのかなと思いました🌱

また、今回は青照明時を中心に記載しましたが、白照明の場合だと「水中 浅瀬」や低めのK設定などの調整が必要になると思います。

明るさ調整

WBが決まれば次は明るさの調整、いわゆる露出補正を行います。モニターに見える画像や試しに撮影してみた画像を確認して、明るさの過不足を判断して調整すると良いと思います。やり方は簡単で、シャッターボタンの横にあるコントロールダイヤルを回すだけです。

また、前述のサブモードに「水中HDR」と言うものがありました。HDRは「ハイダイナミックレンジ」の略称で、異なる明るさの写真を複数枚自動で撮影し、1枚に合成してくれる機能です。明るさにコントラストを加えたい場合は役に立ちそうな機能です。まだ使用した事がないので、今後使えそうなら改めてレビューしますね!

その他のモード

ここからはまだ開拓できていない撮影方法ですが、TG-6にはまだまだ魅力的な機能が搭載されています。撮影はご説明したように水中モードで撮影すると良いと思いますが、その他のモードで撮影してはいけない訳ではありません。他のモードでも設定を調整すれば水中撮影は可能だと思います。中でも「顕微鏡モード」と呼ばれるマクロに特化したモードが搭載されており、水中モードと同様にさらに細分化されたサブモードがあります。今後試してみたいモードですのでご紹介します。

顕微鏡コントロールモード

通常の顕微鏡モードは水中顕微鏡モードとしてプリセットされていますが、この顕微鏡コントロールモードでは、顕微鏡モードで見える画像をさらに最大4倍まで拡大して確認することが可能です。これにより、最大表示倍率44.4倍までの拡大を可能としています。残念ながら、そのまま撮影することは出来ないようですが、カメラを通して細部を観察する事が可能です。

深度合成

このモードでは、カメラが自動的にピント位置をずらした複数枚の画像を撮影し、それを自動合成した深度の深い画像を作成します。ボケ感をなくして撮像範囲の被写体をより鮮明に撮影したい場合に有効なモードだと思います。ただし、写真を複数枚合成する性質上、カメラや被写体の動きに弱いと思われますので、何らかの工夫は必要かと思います。

フォーカスBKT

マクロ画像ではピント位置によって出来上がる画像の印象が大きく変わることがよくあります。このモードでは、任意で設定した枚数分の画像をピントを自動でずらしながら連続撮影してくれます。出来上がった画像の中からベストショットを選ぶ事で、自分好みの画像を撮影する事が可能となる便利な機能です。

次世代機はいつ?シリーズは終了する?

実はTG-6は2019年に発売されており、すでに発売から2年以上が経過しています。これまでの世代交代の間隔をみると、おおよそ2年周期で次世代機が発売さてきた経緯があります。周期的にはTG-7が発売されてもいい時期ではありますが、知りうる中では発表はありません😢 さっと調べるとオリンパスでは映像事業部門が2021年から独立し、OMデジタルソリューションズという新しい会社が設立されており、現在はこの会社がオリンパスのカメラ製作を行っているようです。こういった事もあり、次世代機の状況は今は読めないのかなと思います。ただし、2021年6月には代表的なシリーズであるPENの最新機種が発売されており、TOUGHシリーズも後に続く期待感は大きいと思います😊 私は最初はTG-7を待っていましたが、もう待ちきれずに買ってしまいました💦 ですが、使用してみて後悔はないです👍

魅力の詰まったカメラなので、今回は長くなってしまいました😅 もう一度商品サイトを貼り付けておきます💦

 

いかがだったでしょうか?

私としては、水槽の撮影をする方には自信を持ってオススメできるカメラだと思います😊 水槽撮影に興味のある方はTOUGHシリーズは十分候補に上がる名機だと思います👍

ではまた✋

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