皆様お疲れ様です🌱
raikaです。
最近になりやっと寒さが和らいできて、ベランダでのフィルター洗浄作業が楽になってきました。
水槽はその後も安定しており、新たに個体が落ちる事なく安心しています。前回のICP検査後、いくつか調整を行いましたが、その結果を確認する必要があります。そこで、3月に入り再検査を発注していました。先日結果が返ってきましたので、今回はそれを見ていこうと思います。
前回の検査時の記事はこちら👇
ICP検査結果
それでは早速ですが、今回の検査結果になります。
ちょっとこれだけだと分かりにくいので、各範囲ごとで前回の結果と比べて表示してみます。
主要元素およびハロゲン
こちらが結果で、左が2月の調整前です。ここの項目で最大の問題点は『ヨウ素』でした。気になる結果は…
0.016 → 0.093🔥
見事に回復❗️…というかちょっと上限オーバーですね😅
前の記事でも書きましたが、ヨウ素のパニック値に対してはすぐに以下の添加剤を導入しました👇
このヨウ素添加剤は200Lに対して1滴が規定量です。うちの水量は約400Lでしたので2滴が規定量になります。いつもなら規定量の半分程度からそろりと開始するのですが、今回は緊急性が高いと感じたので規定量通りの2滴/日を継続しました。
結果的に若干オーバーしてしまいましたが、危険な領域は脱したようです😮💨 やはりというか、規定量投与でも普通に上限超えますね😅 皆様、添加剤マニュアル通りの投与は慎重に行いましょう⚠️
幸い上限オーバーである事も認識できたので、今後は少し添加量を落として経過をみていこうと思います👍
このグループで他の項目ですが、MgとCaそれからSrは少し増えています。これはサンゴの成長を促す目的で少しだけ添加量を増やしていたので狙い通りです。それ以外は大きく変わりなく、数値自体も大きな問題はないかと思います🙆♂️
次のリンやケイ素の項目は変化なく問題なしでしたので割愛します🙏
生理学や色に関連する微量元素
ここの項目では『Cr(クロム)』が高値となっていました。原因はリーフセメントからの溶け出しなどを考えており、換水で対応としました。結果、かなり正常値に戻ってきてくれました👍
それ以外の数値は大きく変動なしです。ここの項目にある微量元素は生理や色に関連する項目となりますが、相変わらずの低値です。大きな問題は取り除けたので、今後は全体的に少し検出される程度には添加で調整はしていきたいところです。現在の換水やAquaforestの添加では不足している印象なので、該当する微量元素の組み合わせが良く、使用しやすいものを探してみようと思います👀
その他の微量元素、汚染物質
ここでの問題は「アルミニウム」です。前回では232(0.232ppm)と非常に高い数値が検出されてしまいました💦 原因としてアルミナ系の吸着剤を疑い、自身で調べて信用できたseachemの鉄系吸着剤に変更しました。また、さらにアルミの吸着も行いました。
その結果…
232 → 35.8👍
まだ正常範囲からするとわずかに上限オーバーですが、かなり改善できたと思います。あとはしばらく換水で自然低下を狙いたいですが、今後の再検査で遷延するようであれば吸着剤の追加を検討しようと思います。ちなみに鉄系吸着剤でFeの上昇を期待しましたが、それは叶うことはありませんでした😅
使用したものはこちらになります👇
ちなみにPolyMediaは普通に不純物を吸着するだけなら茶色で、アルミを吸着すると赤くなるそうです。うちのは少し赤っぽい茶色になっていたので、確かに吸着してくれたようです🙆♂️
その他の数値も概ねは変わらずで問題なさそうでした。
今回の結果では概ね狙い通りの数値改善を得ることができました✨ まだ微調整が必要なので、今回の結果を参考に修正をしていこうと思います。また、必要な微量元素の不足がまだありますので、そちらも対策をしていこうと思います。
ではまた👋