ここではマリンアクアリウムにおける水質ついてまとめていこうと思います。
水質はアクアリウムにおいては最も重要な要素と言っても過言ではないと思います。水質は海の生き物にとって大気のような存在ですよね。これが汚染されれば、そこに住む全ての生体に被害が及びます💦 ですので、マリンアクアリウムではまず何よりも至適な水質を創り維持する事が大切です。
ここではそんな水質について一緒に勉強できればと思います。
各種項目について
水の性質を表す指標の一つである『pH』についてまとめています。
海水に溶けている『塩』とは何か?その内容や測定についてまとめています。
生命が活動するために必要な栄養塩についての記事です。硝酸塩、リン酸塩、ケイ酸塩などについて記載しています。
栄養塩で登場する硝酸塩やアンモニアなどの化合物。これらの物質は窒素化合物として水槽の中で循環しています。この循環を理解することで、毒にも栄養にもなる窒素化合物をうまく制御する一助となります。
海水中には多種多様な元素が溶け込んでいます。その中でも特に水の化学的特性やサンゴの成長過程に必要な成分として、主要な3つのイオンがあります。それがKH、Ca、Mgです。
KH
主要イオンの中でも最重要な存在です。特にサンゴ飼育では、KHをいかに安定させるかが上手な飼育の鍵となります。
Ca
KHの次に重要な項目です。サンゴの成長に大きく関わる要素です。
Mg
KHやCaに比べると影が薄いですが、それらを良好に維持するための影の立役者的存在です。
水質調整
様々な生体を飼育していると、飼育水は必ず汚れます。この汚れた水質を浄化するのに必要な工程が『濾過』です。ここではその濾過についてまとめています。
主要イオンはお互いにバランスをとって水に溶けています。これを理解していないと、各々を理想的に保つことは難しくなります。ここではそのバランスについて考察しています。